わが庭の白梅もほころび始めたので、鎌倉の梅はいかばかりか、久しぶりに出かけることにした。
どこが良いか、何時ものように、昼前に出て、日暮れ前に帰ってくるためには、それ程遠出もできないし、多くも望めない。
天神さんと梅は、恰好のベストマッチなので、まず、荏柄天神社に行き、その前に、梅の寺とも言われている瑞泉寺に行こうと思った。
鎌倉山からバスに乗って、鎌倉駅まで出て、大塔宮(鎌倉宮)行きのバスに乗り代えれば、小一時間で着く。
そこから歩けば、それ程造作なく行ける。
私は、終点の鎌倉宮で下車したのだが、やはり、大半のお客は、一つ手前の荏柄天神社の前で降りたので、梅の鑑賞が目的なのであろう。
鎌倉宮まで来る人は、非常に少なくて、そこから、瑞泉寺まで歩く人は殆どいない。
紅葉ヶ谷の谷戸の奥にあるこの寺だが、塔中はすべて新しくて、歴史を感じさせてくれるのは、本堂裏の夢窓疎石による岩盤を削って作られた書院庭園の起源となった禅宗様庭園で、荒廃していたのを発掘復元したと言う。
もう一つ、吉田松陰が、母方の伯父・瑞泉寺第二十五世住職であった「竹院和尚」を訪れており、アメリカ密航を試みた時にも、ここに立ち寄ったのであろう。





さて、拝観入り口の左奥に、かなり広い梅園が広がっているのだが、梅が綻びているのは数本で、殆ど開花しておらず、1週間くらい早く来たようで、参道を上って行っても、境内の梅の開花は期待できないような気がして、一寸、残念であった。
暖かい日が来ると一気に咲くと言うのだが、今週末以降が、見頃かも知れない。
尤も、桜のように全山満開と言う華やかなイメージを鑑賞するのではなく、梅は咲き始めの一輪二輪が美しくほのかに香る春の香を聞くのが良いと言うことなので、その意味では、今が一番良いのであろうか。







やはり、山門をくぐって、境内に入って、梅の開花には、少し早かったような気になった。
尤も、本堂前の梅の木は、殆ど白梅であり、それに、やや咲き方の早い黄梅も目立たないので、よけいに、白々とした梅の古木のの白さが目立つこともあろう。















黄梅や蝋梅などの黄色、そして、梅の古木の根元に鮮やかに咲いていたフクジュソウが情趣を添えていて春を感じさせてくれる。
それに、境内には、椿が何株か植えられていて、白梅の陰に凛とした彩を付けてアクセントになっていて面白い。
リスが走り始めていた。
この寺は、日本スイセンで知られていると言うことだが、確かに咲いているが、ちらほら咲きで、寂しいのでカメラを向けるのをやめた。
















どこが良いか、何時ものように、昼前に出て、日暮れ前に帰ってくるためには、それ程遠出もできないし、多くも望めない。
天神さんと梅は、恰好のベストマッチなので、まず、荏柄天神社に行き、その前に、梅の寺とも言われている瑞泉寺に行こうと思った。
鎌倉山からバスに乗って、鎌倉駅まで出て、大塔宮(鎌倉宮)行きのバスに乗り代えれば、小一時間で着く。
そこから歩けば、それ程造作なく行ける。
私は、終点の鎌倉宮で下車したのだが、やはり、大半のお客は、一つ手前の荏柄天神社の前で降りたので、梅の鑑賞が目的なのであろう。
鎌倉宮まで来る人は、非常に少なくて、そこから、瑞泉寺まで歩く人は殆どいない。
紅葉ヶ谷の谷戸の奥にあるこの寺だが、塔中はすべて新しくて、歴史を感じさせてくれるのは、本堂裏の夢窓疎石による岩盤を削って作られた書院庭園の起源となった禅宗様庭園で、荒廃していたのを発掘復元したと言う。
もう一つ、吉田松陰が、母方の伯父・瑞泉寺第二十五世住職であった「竹院和尚」を訪れており、アメリカ密航を試みた時にも、ここに立ち寄ったのであろう。





さて、拝観入り口の左奥に、かなり広い梅園が広がっているのだが、梅が綻びているのは数本で、殆ど開花しておらず、1週間くらい早く来たようで、参道を上って行っても、境内の梅の開花は期待できないような気がして、一寸、残念であった。
暖かい日が来ると一気に咲くと言うのだが、今週末以降が、見頃かも知れない。
尤も、桜のように全山満開と言う華やかなイメージを鑑賞するのではなく、梅は咲き始めの一輪二輪が美しくほのかに香る春の香を聞くのが良いと言うことなので、その意味では、今が一番良いのであろうか。







やはり、山門をくぐって、境内に入って、梅の開花には、少し早かったような気になった。
尤も、本堂前の梅の木は、殆ど白梅であり、それに、やや咲き方の早い黄梅も目立たないので、よけいに、白々とした梅の古木のの白さが目立つこともあろう。

















黄梅や蝋梅などの黄色、そして、梅の古木の根元に鮮やかに咲いていたフクジュソウが情趣を添えていて春を感じさせてくれる。
それに、境内には、椿が何株か植えられていて、白梅の陰に凛とした彩を付けてアクセントになっていて面白い。
リスが走り始めていた。
この寺は、日本スイセンで知られていると言うことだが、確かに咲いているが、ちらほら咲きで、寂しいのでカメラを向けるのをやめた。

















