笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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真っ当マツコ・デラックス

2010年01月28日 | 面白い女性
マツコ・デラックスのことを
お友達とお話していて、
彼女は

キャラクターが誰ともかぶっているのに
誰とも違う

ということに気がつきました。
一見すると
マツコさんは、
デブキャラかな?
オネエキャラかな?
毒舌キャラ?
と、カテゴライズしちゃいがちですが、
実際彼女を見ていると
だれともかぶらない
強烈なオリジナリティーを持つ
魅力的なひとだと気がつきます。

すばらしいのは
真っ当である
ということです。

バラエティをものすごく理解しているひとです。
かなりテレビを見ているし、
お笑い大好きなはずです。
これは全部妄想ですけど。
マツコさんが
民放バラエティ番組に出ているときに
感じます。
ゲストで出ている番組のふだんの姿を知っており、
空気を乱さないようにしているのが分かる。
自分の立場を柔軟に変えている。
毒舌キャラのひとにはない一面です。
お笑い出身ではない毒舌キャラのタレントさんは
自分のキャラを出すことしか考えません。
その番組全体をひいて見ることはしない。
ですから、
時に番組の空気を乱す。
マツコさんには
それがない。

でも、
です。
こんなすばらしい特性が備わっているのに
ときに
マツコさんは
それを
えいや!
と投げ捨てます。
若槻千夏さんやベッキーさんや
バラエティ師匠クラスのタレントさんと
違うのはソコです。

当たり前のことを
当たり前に言う。

そのことを最も優先している
気がするのです。

彼女の発言は
誰かに言わされていたり
空気を読んでいったこと
ではなく、
ほんとうに彼女の内側から発せられたものである。
いつでもどんなときも、
(いまのところあたしのなかでは)ぶれなく、そうである。

面白くあること
番組を成立させること
それをキチンと把握してなお、
マツコさんはそれをぶっ壊します。
ぶっ壊すことが目的ではなく、
真っ当なことをいうために。

だから無理がなく共感できるし
ファンになってしまうのです。
視点が優しいし
嘘がないもの。

売れれば売れるほど
テレビに露出すればするほど
その「本当のこと」を言えないジレンマが
多々生まれるはずで、
そこのバランスが難しくはあるのですが、
すべてにおいて
真実性を追求する必要はなく、
「おもしろ」ければ
それで。と勝手ながら思います。
そんでもって
本当いうと、
結果面白くなくてもいいよ
と思えるほど
ファンです。
マツコさんは
テレビは面白くなくてはいけない
と視聴者の目線で考えるひとだと知っているので
それでいいのです。

これからも
素敵でいてください。
それだけです。

今日は
そんなラブネタでした。

一応「女子」のカテゴリーに入れてみたけど。
カテゴライズするなんて
おこがましいのだ。
すごいひと
っていうのは
カリスマ
ってのはそういうもんだ。
と痛感したわ。