笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

潜在異色

2010年01月18日 | テレビ
いままで
見せたことのない一面を
見せていこう
と南海キャンディーズの山里さんが企画された
人気ライブが
番組化。
見に行きたいなぁ
と思っていたので、
一回目見てみました。

山ちゃんとオードリー若林さんの
ライブ。

テレビ番組になっちゃったら
どうなるんだろう。
と若干の不安はありましたが、
小さいライブハウスにお客さんを入れての収録で
雰囲気はそのまま
な感じがして安心しました。

ふたりが
舞台上でそれぞれのパソコンを見ながら
チャットをし、
ネタを出していく
という演出がとられ、
ライブ的には
いいのかな。
間違いなく
ファン的にはいいのだろうな。
と思って
見ておりました。
どっちかというと、
しゃべったほうがいいんじゃない
と私は思いましたが。
というのは、
考えすぎな匂いがして、
そこにわたしは彼らのよさを感じていないので。
後半、同じ位置でしゃべりはじめて
ぐん
と引き込まれました。
やっぱり。
漫才は
グルーヴ感でしょう。
と思っているので。


もともと
内向的に考えるタイプのふたりで
紙に書くように
面白いとおもった単語やフレーズを
脳みそに収納しているタイプだと思うのです。
(わたしはこれを「作家型」と呼んでます)
で、
もともと考えてきたものを
どれだけ実践で応用するかが鍵で、
多くの場合、
シュミレーション不足、練習不足で
はたまたハプニングで
技術がないと、
浮いてしまいがちです。
わたしはまだそれを若林さんに感じていて、
巧いし、頭がよいし、対応力もある
とは思うのですが、
オードリーの漫才のよさは
それがベースになってはいるものの
そここそが
私好みではない。
「考えてきましたよ」感が苦手
といいますか。
誤解しないでほしいのは、
考えてきているのは当たり前で
作りこんでいて悪いものなどできるはずないのです。
練習すればするほどいいはずだと
わたしも思っています。
でもそれを超える、
なにか
が贅沢にも欲しい。
オードリーではじめて「あ!」と思ったのは、
M-1決勝のとき
だけです。
あのときは大きな波に乗りまくっていて感動した。

話がそれましたが、
最後にそのライブ全体の総括的な
漫才をしていて
それを見ていても、
同じことを思いました。

ふたりとも
巧いなぁ。

と、すごく納得しました。
で、これはすでに知っていることでしたし。
ただ
山ちゃんのすばらしさは
ふとしたときに感じます。
浮くこともしばしばあるのですが、
考え込んだツッコミワードが
ハマったら
すごい。

わたしの今日のイチバン。
チャットのつづきで、
「王道ツッコミを言い換えよう」
という大喜利風コーナー。

「何で2回言うねん」
の言い換え。

「都会で奇跡のやまびこ?」

ここで出たフレーズを最後の漫才に多様していましたが、
これは
出なかった?
山ちゃんらしいなぁ。
と思いました。

南海キャンディーズの漫才も
もっと進化するような気がしました。

今後この番組
面白ければ
見ます。

個人的には
ツッコミで集まっていた予告が気になります。
関東屈指のツッコミだと
わたしが思う
サンドウィッチマンの伊達さんが出ているから。
伊達ちゃんの新たな一面は
それほど・・・ですが。

それでは
ばあい
(↑もやは古い)

ホンマでっかTVSP

2010年01月18日 | テレビ
いま、あたしのなかで
急上昇
笑える番組がこれです。

内容が
うさんくさくて
うんちく好きのあたし好み
っていうのもありますけど。

単純に

ブハハハハ!

と机をたたいて笑うほどの大爆笑がある
というのは、
お笑いを見すぎていて、
声に出して笑うことなど日常の中でほぼない
わたしにとっては
すごいです。

簡単に説明すると、
評論家の先生がズラリとならび、
「ホンマでっか?」なうんちくを語り
対岸にブラマヨと女性タレントが何人かが
ワイのワイの言って、
真ん中に
さんまさんとカトパンが司会としている
そんなトークだけの番組です。
うんちく王
を、学術的にした感じ。
「~といえば」という接続で
自分のうんちくを先生たちがかぶせていきます。

脳科学評論家の
澤口先生が
最高です。
天才的なタイミングで
イジラれていきます。
えらくて頭のよさそうな雰囲気を
かもしだしまくっており、
話しかたと言葉が実に浮世離れしていて
いい
です。

でも、
これ
さんまさんです。

さんまさんの手腕が発揮されまくっています。

前に書いたのですが、
さんまさんは
予定調和以外の状況で
もっとも輝きます。

絶対に笑いが転がっていないように見える状況をも、
かならず、あきらめずに
笑いをねじ込んでいくひとだから。
「さんまのまんま」において
大師匠が来たときは
必ず狭い隙間をぬって
笑いを取っていきます。それも絶対失礼にならないように。
やすやすと笑いが取れる状況では
私は、あんまりです。
直の吉本の後輩とか、友人とか。
は、大体パターンが決まりがちです。

勝手な持論。
さんまさんがイジる相手は
笑いから遠く
さらに目上のひとのほうが
面白い。

あ、
ホンマでっかTVが面白いのは
それだぁ。
と気がついたので報告。

えらい先生って
どこかすこし変わっている。
そこを絶対に逃さず、
しかも嫌な感じにならないように笑いにする
さんまさんは
すごいです。
お話が上手な先生よりも、
テレビ慣れしていない先生のほうが
面白く写るのは
そういうことだ。
そうだそうだ。
とひとりごちておりました。

一見、ノンフィクション系?
とか思って、興味なかったのですが。
そう思って敬遠していた方は
目線を変えてみると
意外にも、楽しめるかもしれません。
かつての
さんま教授を思い出します。
あの番組も
最初の頃、新人だった女子アナの大ボケと
さんまさんのスリルあふれるやり取りが
面白かった。
そのうち
ふたりの息があって慣れてきてからは、
そうでもなくなったのです。

内容を真面目に聞いてもいいですけど、
お笑い好きとしては
素人VSさんま
のバトルを
いまなら楽しめますのでご覧ください。
これを見ると
ブラマヨも面白いけど、
まだまだ
と思うほどです。
さんまさんは
いくつになっても
攻め
のすばらしい芸人さんだ。
いまさら絶賛?

余談ですけど、
うんちく好きのわたし。
3割くらいは
知っている話だったりする。うふふ。