読書の秋、こんな本を見つけた。
神々の住まう出雲に銀山の石見、歴史に翻弄された隠岐。
日本史上目立ちまくる旧3国からなる島根県。
しかし、プライドは高くても内情は苦しい。
人口減少と経済の低迷は長期化し、世界遺産登録に沸いた観光業も世情に振り回されて、安定感は全くない。
だが、そんな島根県にも光明はある。
かつては流刑地隠岐には自然を求めるUIターン移住者が増加。
松江は実現が難しい地方のIT産業拠点構築に成功しつつある。
これは島根の実力かそれとも神々の気まぐれなのか
秋の夜長にじっくり読みたい本であります。