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西安という所

2006-11-06 11:37:11 | 旅行記

都長安(明代以降西安)、今回の最終目的地へは、洛陽駅前からの長距離バス72元400km強です。

バスは例によってセンターを出発した後お客を拾いながら程なく高速へ入ります。周辺は黄土らしくストーンと落ちて谷になっているところの上部を、日本の高速道路と同じように走ります。途中には黄河本流の三門峡ダムや名高い函谷関の近くを通っているのでしょうが、新設された高速ではただ気持ちよく景色が過ぎていくだけ、思いを馳せては巡らせるだけです。黄土高原はヤオトン(横穴住居)をみて実感しました。

バスはやがて西安のある盆地、関内に入ります、日本の盆地を地図で想像していましたが、スケールが違います。やがて西安、広い中国大陸の中で内陸のこの地が何故歴史発祥の都となったのか、実感出来ました。規模は違いますが奈良の都と地勢的には似ているのかも。

城壁やお堀がかっての古都を示すようにまず目に入ってきますが、バスは北側から駅前のターミナル(広場)へ到着、もう時間はPM3時、中国での個人旅行は1日一件で計画したほうがいいようです。

明後日の列車のチケットは明日買うとして、小腹を駅前の刀削面と万頭(7元)で満たし、さてホテルの確認ですが、距離感がわからないので、奮発してタクシーをと、乗り場へ。行く先告げるのですが”勝利飯店?”顔を振って知らんふり(面倒そうなので止めとこう的です)、ふむー、参ったなー!!。

ところが一人旅のいい所、途方にくれていると日本と違い中国の人は必ず寄って来ます(格好からその手の人たちでなく、ほんと親切心です)、その人には通じましたし、タクシーまで話しつけてくれて(運転手さん親切なのでチップ2元コミ10元あげちゃいました、翌日電話くれたらすぐ来るとのことでしたが、太人旅行ではないのでご免なさい!)。

宿は駅前通りを城壁南側の和平門まで行った、すぐ対面です(110元/一泊)。まずまずの位置関係、お値段。近くのKTVの声が何故かよく響いてきましたが、寝付く前にはピタット止んでいました。前のお堀端公園には夕闇迫ると夕涼み(まだまだ酷暑?)がてらの人達が胡弓を一人や、グループでそこかしこに、やはりここは長安かと!

さて明日は華清池から兵馬庸へ、そして杭州までの列車のチケット購入です。

Nec_0004

携帯のデジカメうまく発光しません。よくみると公園での演奏が映っているのですが?

Nec_0007 ホテル前の城壁とお堀、昔のエネルギーのすごさと言うのか・・・。現在の核兵器に姿変えてるだけかも?

Nec_0048

ともかく中国の人たちも暑いようで、永寧門まえの夕涼みの様子、どこかの国の部屋に入ってクーラーより好きです、この光景。無くなったデジカメが欲しい!

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