数矢小学校の子ども達の感想文の紹介が途中になったままだったが、感想の中から、今後の指導のヒントになりそうなことを書き出してみる。
★・・・・例えば、俳句のコツです。俳句は思いもかけない言葉を入れるとおもしろいと気付きました。
★・・・・ぼくは、一年間でできるようになったことが二つあります。一つは、俳句でつかう言葉をちがう言葉で表現することです。先日の小山先生の最後の授業の時の「六花冬しか買えぬストラップ」のストラップという言葉は雪の結晶の形がストラップに似ているからこの言葉を選びました。
★・・・・「俳句はそのまま作っちゃおもしろくない」という言葉をもとにせんたくものを笑わせたりしました。
「梅雨晴れ間せんたく物が笑っている」
さらに先生は、俳句にお題を出してくれるので俳句がとても作りやすいです。それに最後にこの句がよいと言ってくれるので、その句を見習えてとてもわかりやすいです。
★・・・・私は、俳句の授業の時、ノートを見せてほめられたときがすごくうれしかったです。
★・・・・はじめは、季語を入れるのがむずかしかったけれど、何回も俳句をやっていくうちに、俳句をたくさん思いついて、下校の時、友達とたくさん俳句をつくりながら帰ったりしました。
★・・・・俳句をやって発見したことは、いろんなところに行って、ただ見つけて書くだけでなく、どういうふうにしたら、その意味の感じがするかなぁというのを発見しました。
★・・・・私がいいと思ったのは、
「あじさいのもあもあヘヤーカットされ」
です。この句は、前に小山先生に見ていただき、
「おもしろい」
と言われた句です。私は、その言葉で俳句を書くことに自信がもてました。
★・・・・最初は、五・七・五にならないなどと時間がかかりました。季語をつかうのも、はじめは、うまいのが見つからなかったけれど、だんだんいい季語があわせられるようになりました。そして俳句をつくるのがたのしくなりしまた。
★・・・私は俳句の授業で好きだったことが二つあります。一個目は、外に出て句をつくることです。八幡宮ではふだん通っても気付かないことも句を作るとき色々な発見があってとても楽しかったです。二個目は、句会です。句会では、自分の句で気に入った句を出し、よいと思った句を選ぶことが楽しかったです。
★・・・・小山先生は、「ここがいいね」とか「あぁ、そうそう。そうだよな。」などと句のいいところをほめてくれて、私たちは心があたたかい気持ちになりました。・・・・ノートが返ってきて、中のアドバイスを見ると、次はもっといい句を書こうという気持ちになります。
とりあえずここまでにしておくが、ここからわかることをいくつか。
◎1回だけでなく、作り続けることによって、俳句が子共の中に文化として定着すること
◎俳句づくりと句会をセットとして考えること
◎外に出て、実際の物を見て作ることが楽しく、またそのことによって、リアルな良い句ができるということ。
◎子どもの句のよいところを見つけてほめることが、子どもの意欲を高めること。
◎様々な工夫の仕方や表現の仕方について、句会や句づくりの過程で折に触れて指摘する事が、子どもの心の中に残ること。
◎テーマを明確にすることによって、俳句づくりに取り組みやすくなること。