十分間俳句

発見・感動・創造! 子どもたちの感性を培い日本語力を高める十分間俳句

月島吟行

2008-04-20 | 雑感


写真は、月島である。
生まれて初めて、吟行というものに参加をした。
月島の改札口前が集合。午前十時。
佃島をめぐり、最後は、古石場の文化センターで句会を行って終了となる。
主催は、蔵の会。芭蕉記念館の俳句教室が母体になってできた会で、先生は、俳句結社「波」の倉橋羊村先生。倉橋先生は、現代俳句協会の副会長でもある。
参加者は、総勢30名。女性がほとんどで男性は、6名にすぎない。
佃の子育て地蔵尊や住吉神社、大川端などで句材を探す。



句の提出の締め切りは1時半。それまでに2句出さなければならない。

私は、苦し紛れに

 春惜しむつくだに丸久の大看板

 こでまりや堅き心も和かに

の2句を出したのだが、句会では後者に一票が入っただけだった。
吟行句は、その土地で行ったことが何となくわからなければならないし、かと言って一般性も求められるということだ。そのバランスが難しい。
倉橋先生には、「つくだに丸久」がどれだけわかるかが問題ですねとやんわりと言われてしまった。
下の句は、住吉神社内にあった「和らかでかたく持ちたし人ごころ」という川柳の句碑をもじったのだが、読む方からすればなんじゃらほいということだろう。
票が入るか否かは別で、吟行というものの雰囲気がわかったし、今後の参考にすることができた。
先生の選で、一番の人は 「天」 二番の人は「地」 三番の人は「人」と評され、先生の色紙をいただける。
いずれ、ここに入りたいものだ。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。