警察官を見たら・・・

政治の舞台では、党首選の戦いが始まったが・・・。
かたや全国の警察では、不祥事合戦で超多忙。
とりわけ、警察官の盗撮や痴漢が多発傾向・・・。

あまりにもの暑さ続きで、警察官の行状にも異変？
つい先日、山梨県警の警察官が盗撮容疑で逮捕されたばかり。
それなのに今度は、岡山県警の警察官が痴漢容疑で逮捕された。

それも機動捜査隊という捜査のエキスパートである警部補だ。
逮捕容疑は、電車内で女子高生の尻などを触った疑い。
岡山県迷惑防止条例違反の疑いで、卑猥な言動の「動」の方だ。

出勤途中に「ひじが当たり、むらっときてやってしまった」・・・。
電車内で、左隣に座っていた女子高校生膝、尻を数回触った。
座席は2人掛けで、車内はすいていたらしい。

女子高校生は、岡山駅に着いて車掌に被害を伝え・・・。
更に駅員の通報で鉄道警察隊員が駆け付けて逮捕。
逃げる、隠す、嘘をつく・・・三拍子揃った今の日本警察。

警察官を見たら痴漢と思え？では、あまりにも情けない・・・。

政治家の重厚さ

民主党のセンセイ方による「天下盗り」の試合が正式決定。
空き缶の異名を持つ宰相と起死回生を狙う前カン事長。
この戦いは、どんなドラマを見せてくれるのだろうか・・・。

前首相と前幹事長のダブル辞任は、支持率回復をもたらた。
そして惨敗必至とみられた参院選の情勢は、一変したはずだったが・・・。
それなのに何をカン（勘）違いしたのか、空き缶宰相。

参議院選最中に、消費税率１０％の話題提供という驚くべき行動に出た。
おかげで予想に反して大敗し、ねじれ国会を創りあげるのだから凄い。
あまつさえ「ねじれ国会」を、こう言って正当化する。

「新しい民主主義の契機」・・・所詮、負け惜しみにほかならない。
冴えないカン（勘）はアカン、はなはだイカン（遺憾）である。
今回は、そんな宰相と金持ちイチローさんの戦いである・・・。

「挙党態勢」とか「党内融和」とか「トロイカ体制」とか。
訳の分からない造語で、国民不在の政治を延々と続ける風景にも辟易。
国民のために、仕事らしい仕事で汗している形跡も見あたらない・・・。

自分のための生活が一番！・・・そんな世界に見えてしまうのはなぜ？
求められているのは、党内の主導権争いではないはずだが・・・。
カン違いの政治が、ますますひどくなっているように思えてならない。

政治家の重厚さは消え失せて、更に軽くなって行く・・・。