( Vol 3252 ) 日本人は 「No」と言える ようにならなければならない
今の日本社会は 治安において 無秩序になりつつある
「ダメなものは ダメ」という行動が とれない 日本人が多くなっている
他人に対しても 注意をしない
ましてや 外国からの観光客への 注意もしない
今や 注意しないために やりたい放題 の環境になっている
ここには 国の対応にも 問題がある
ある時点から
「親しまれる警官」
「親しまれる交番」
という親しまれることを 奨励する
ということが運動として行われた
結果が どうだろうか
警察官も 親しまれる ということを重視するあまり 叱る 注意する 処罰する
ということに対して 躊躇するようになった
だれも 注意 叱る という行動はしなくなった
叱る 注意することは 悪いこと
という認識になった
これは 社会環境を 良い状況にする という観点からは 悪化の方向にと 向かわせた
人間は 注意されなければ 自分を律する ことはしない
人間は 叱られなければ 自分を律する ことはしない
欲望のままに 行動する
生活環境において 安心 安全 を保つには
お互いが 周囲への配慮をしながら 自分を律する
という 行動が重要になる
最近の報道で 外国人観光客の 行動が常軌を逸している 行動に出て そこに住む住人に迷惑をかけている という報道があった
日本人は 何も注意しない
警察は 何も注意しない
このことが
「旅の恥はかき捨て」という行動に出る
日常の生活から解放された という解放感から 他者への迷惑を顧みない という大胆な行動をとる
これは 人間の中にある 欲望のままにしたい という本性でもある
だから といって 容認する訳にはいかない
「ダメなものは ダメ」
ケジメをつける ことが大事である
地域の住民の 生活において 第一に優先されることは
すべての人が 「安心して 安全に生活」 できることである
このことを 忘れてはいけない
集団社会では 秩序は必要である
その秩序は 国 地域 場所 によって 異なる
その秩序を 維持するには
注意する
叱る
「No」と言う
という行動が必要である
外から訪れたり 移住したり する者にとって 守らなければならない 最低限の行為があることを 周知させる ためにも この行為が必要である
これは 外国からの移住者 観光客だけではない
日本人の移住者 観光客にも
注意する
叱る
「No」という
ことを言えることである
移住者 観光客 を
歓迎する だけではダメである
移住者 観光客 に理解を示すだけでは ダメである
その場を 受け入れてもらうために
まず その場のルール を受け入れ 周知させることである
まず 「No」と誰にも 言うことが
「場」を維持する 大事な行動である
誰もが 誰にでも
「ダメなものは ダメ」 と言おう
「No」と言おう
「ルールを 守れ」と言おう
違う環境で育った者は 何も注意されなければ 自分の考えで良いと思ってしまう
これが 大きな問題や 地域の秩序を乱す 問題を生じさせる
人は 一人で生活しているのではない
人という 集団社会に生活している
一人のようで 一人じゃない
すぐ隣に 誰かが生活している
一人 一人が 集団社会で 生活していることを 意識することが求められる
集団社会を 維持するためには ルールを尊重し 守る ことが重要になる
自分が 自由になれるのは 集団から隔離された場でである
そんな場は なかなか見つけることは できない
必ず 誰かが 側にいる
それが 人間社会である