豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三のつれづれ日記

2023年06月12日 07時22分09秒 | 日記

( Vol   3236  )   ウクライナのダム決壊は 市民のライフラインを脅かしたもので 戦争という名の下でも 許されるべきものではない

 

過去を振り返って見ると

報道によると

1941年8月、独ソ戦で、ドイツ軍がソ連に進軍。スターリンはドイツの進軍を止めるため、ドニエプル川のダム破壊を命じ、秘密警察が実行し、人工洪水を起こした。ドイツ軍はドニエプル発電所を占拠し、電力を確保しようとしていた。進軍を止め、電力も渡さないスターリンの作戦は一石二鳥だったといわれる。人工洪水ではドイツ軍よりも、ソ連軍と民間人の死者の方が多かったという。」

という報道の記事があった

この戦法は 防衛という手段として とられたのだろう

とはいえ 人道的な立場から考えると 許しがたい行為である

 

ジュネーブ条約の歴史は古い 1864年から発動され

何度か改正がなされてきた

ダム崩壊行為についても 

ジュネーブ条約は 第2次世界大戦の経験から 大きく改正され

戦闘の方法及び手段の規制(第3編第1部)
 「戦闘の方法及び手段を選ぶ権利は無制限ではない」(第35条1)としつつ、紛争当事者の戦闘の方法及び手段に対し一定の規制を加える。
(主な規定)
 ・過度の傷害又は無用の苦痛を与える兵器等の使用禁止(第35条2)
 ・自然環境に広範、長期的かつ深刻な損害を与える戦闘の方法・手段の禁止(第35条3)
 ・背信行為の禁止(第37条)
 ・標章等の不当な使用の禁止(第38-39条)
 ・戦闘外にある敵の保護(第41条)
 ・遭難航空機から降下する者の保護(第42条)

と規定

このことから

ダム崩壊行為は ジュネーブ条約に 反する行為である

 

戦争は どんな行為も許される という捉え方は問題である

現実 ダム崩壊により

下流域の住民たちは 生活を脅かされている

 

いつも 犠牲は弱者である

 

戦争とは 指導者に 冷静さを失わせ 殺戮者 にしてしまう

戦争とは 人格さえも変えてしまう 

恐ろしい ものである

 

権力者は この恐ろしい 性格 を自覚してほしい

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
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