( Vol 3239 ) 組織を巨大化して 巨大な力を持てば すべての人は 平等で幸せに暮らせるのか その保証はできない
力を持つものは 欲望の塊である
力を持ったときから 冷静さを失い
自分の利益しか考えない
支配者は 支配される側への 支配者との平等という配慮はしない
あくまでも 支配という下での 考えになる
世界は一つになっても
巨大な組織 力で 一つになった世界は
支配側の論理で 支配行為が行われ
支配される側の個人の自由は 統率 という大義名分の下に 奪われる
大きいことは いいこと これは 幻想である
それは 強者 支配者 側の論理である
人がいて 集団があり 人間社会が成り立っている
このことの一番重要視するところは
人 一人一人を 生かす ということである
いま 人間社会は 人 一人一人を 生かす ではなく 支配しようとしている
これは 社会の方向として 問題である