豊前善三のつれづれ日記

　(　Vol 2872 ) 　東京オリンピック　テニスの試合開始時間の変更は　日本の組織の問題が露呈したともいえるのではないか

東京オリンピックの招致のときから　気候の問題はあった

懸念された問題が　テニスという競技で露呈した

これは　日本政府　前安倍政権　現菅政権の　

選手にとって　競技しやすい気候である　という虚偽が露呈した　ともいえる


日本社会は　組織の中のにおいては　上位解脱がまかり通っている

どんなに異を唱えようと　頑として決定を覆さないで　押し通してきた日本の組織社会

この時期に開催するには　猛暑と多湿　が　選手の健康に留意するという点から　問題である　と訴えても　門前払いをしている

しかし　どうだろうか

テニスの試合中に　熱中症で運ばれる外国人選手が出たり　また試合中に　外国人選手から　審判に　この状況は　健康上危険であると　訴えが出た

ここが　ポイントである

試合時間の変更が検討された　という動きである

このことで　国際テニス協会は動いて　試合開始時間が　午前１１時から　午後３時に変更になった

まるで　黒船効果である


日本選手が　訴えたのでは　聞く耳もたず　だったのだろう

ここには　みな同じ条件下でやっているのだから　という　根拠の分からないことで　訴えを退けていたであろう

また　日本の組織社会では　「問題だと言っても無駄」という　暗黙の行動があるからだろう

この状況が　現状を改革できない状況に追いやっている

それが　外国人に言われると　簡単に変更してしまう


ここには　日本の組織のトップの　理論的な哲学がない　ことによるのだろう

ただ　トップに座っているだけ　現状維持　という考えが　強いといえる


分かってはいるが　変更することには抵抗がある

現状でも　できる　という　自分利益しか考えない　思考がある


他者の利益　という　考えが持てない　

それが　今の日本の現状である

その代表格が　自民党政権　前安倍政権　菅政権　である


悲しいかな　
自ら　誤りを　誤りと　受け入れられない

悲しいかな
自ら　問題を　問題と　受け入れられない

これが　自民党政権が　つくってきた組織社会


良識に基づいて　行動しているときには　すべてが上手くいくが

自分の利益しか　考えられなくれば　すべてが悪くなる


いま　自民党政権　菅政権は　自分の利益しか　考えていないから　　悪い方向へ行っている


今回の東京オリンピックを　通していえることは　政権の政治利用とIOCの商業主義が　もたらした問題が盛り沢山だといえる

その一つが　炎天下の中での　テニスの試合中に起きた熱中症であり　選手からの開催時間への不満　

いい加減　政府および東京オリンピック委員会　IOCは　選手ファースト　という視点に立ち返ってほしいものである

政治利用　商業主義は　もっての他である


商業主義に走るのならば　オリンピックは必要ない