豊前善三のつれづれ日記

　( Vol 1086 ) 集団的自衛権は　コントロールできるのか　疑問

安倍政権は　集団的自衛権を　閣議決定しようとしている

その　運用について　まるで　コントロールできるかのように　振る舞っている

だが　所詮　人間が　決定運用するのである

人間は　常に冷静でいられるだろうか

人間は　常に冷静であることは　できない

だとするなら　コントロールは　意図的に行われる可能性がある

その時代時代の　政権によって　運用は変わっている

現に　法律や政権で成立したことも　次期政権では　変更されている

このことから考えても　危険性もはらんでいる

この危険性が　過去　争いを生じさせてきたことを　忘れてはならい


現状打開のために　なにがなんでも　集団的自衛権を　成立させようとする　安倍政権には　疑問を感じる

対外的　特に中国に対する　牽制という意味合いもあるのか

それにしても　冷静さを　欠いているようにも　思う

冷静になって　どう独立国としての　立場を　内外に示すのか　考えてほしいものである


集団的自衛権の成立は　性急なものなのか

国民の意思を確認するという行為がなされないまま　決定しようとしているのではないか

先の総選挙で　集団的自衛権について　国民にうったえるという　行為がなされていない


集団的自衛権が必要であるならば　

是非とも　総選挙を実施して　国民に意思確認を　すべきではないか


安倍政権の行動は　政権側の圧倒的な　数の論理を　重用するあまり

この時期を　逃してはなるまいという　意識が働いているように　映る


その意味からも　安倍政権における　冷静な行動は　期待できない

集団的自衛権の行使において　コントロールできるとは　思えない