豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三つれづれ日記

2016年06月22日 17時37分54秒 | 日記
( Vol 1448 ) 参議院選挙だ 有権者は 政治の絶対的な安定を求めるのか それとも 均衡の政治を求めるのか


国会運営で なかなか議決できないとき 有権者はイライラして 政治の安定を求める

その結果が 圧倒的な数による絶対政治

いま まさに 自民党政権がそうである


圧倒的勢力には 良いところもあるが 悪いところもある


良いところは 紛糾せず決定できる

悪いところは 絶対的力 強権力による独裁政治へはしる可能性を秘める



どんなに 政党が 好感を持てることを言っても 権力を持つと 人は変わる

絶対的な自信 それが自惚れを招き 聞く耳を持たなくなる


それが 今日の議員たちの振る舞い

議員になる前は ただの人

議員になったとたん 権力を持ち 先生と持ち上げられる

錯覚である


錯覚が 実感へと変わり 実の力と思ってしまう
そうなると 振る舞いは 傲慢になる

裸の王様状態になる


今まさに 安倍総理


ちょっと前では 都知事の舛添氏


はじめは みな好感が持てた

それがどうだろう 時がたつにつれ 屁理屈を並び立て 傲慢な振る舞いをする



情けなくなるが それが現実


過去 何度となく繰り返してきた



人間の本性を しっかりと 捉えて 議員を選ぶ必要がある



政党も 人が関わっている


国政を どの党に どの人にする 任せるのか


それを選ぶのは 有権者  一人一人である



国の未来は 有権者 一人一人の 判断にかかっている



絶対的な政治を求めるのか 均衡の政治を求めるのか





すべての国会議員 立候補者が 良心を見失わず 国政運営に携わるのであれば 問題はない

現実は そうではない 欲望にこころを奪われ 国民の存在しない政治をする


第二次世界大戦に突入したのも 良心を見失い 絶対的な力 強権力によって 情報は曲げられ 戦争へと突入した


このようなことは 二度と起こしてはならない



国民 一人一人の権利を守ってくれるのは どの政治家なのか

政党の動きも含めて 考え 判断する 必要がある




信頼たる政党 政治家が いないときは どうすればいいのか

選挙権を放棄しない 行使するには どうすれば いいのか



一人一人が 政治参加の意識をもって 行動してもらいたい


みな ただの人 である



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豊前善三つれづれ日記

2016年06月22日 15時05分40秒 | 日記
( Vol 1447 ) いま中国人による 中国の古美術が爆買されている この背景には経済と政治が関わっている

中国社会は 文化大革命により 過去からの断絶を図られたため 歴史的な 文化は閉ざされることになった

いま 過去の文化を 自国内に求めるには 乏しい

その反面 外国へ流出した 文化財は沢山ある


特に 過去の中国と文化において深かった日本には 多くの中国の古美術が沢山ある

いまの中国は 一時の日本のバブル期にの行動に似ている

勢い 中国人は 自分たちの過去に 文化的ステイタスを求めた

文化大革命で失った 栄華の歴史の文化の 再認識である

日本人も 外貨獲得のために 文化的価値を認めなかったものが 海外へと流失した文化財を 追い求めた


失われた 文化的なステイタス


いつの時代も 政治経済の中で 犠牲になるのは 文化的な価値



何度となく その価値は否定されてきた

そして 何度となく 再認識されてきた

歴史は そのくらい返しである


いまも 戦乱の地では 多くの文化財が 喪失している


未来に その喪失の大きさを知ることになるだろう



いま 中国人たちの 富を手にした者たちは 喪失の重大さに気が付いたのだろう

自分たちの ステータスは 途切れない時間 歴史の中で育まれた 文化の中にある

そこには 思想の 宗教の違いが存在する

しかし その土地 時間は 途切れることもなく 歴史をつくってきている


その歴史の足跡こそ 文化のステイタス


その時代に 後の時代に 否定されても 文化としての価値は 価値


文化的なステイタスと知ったとき 人はそれを追い求めるのだろう



いま 中国人たちは 自分たちの文化的なステイタスを 取り戻そうと 必死になっている ということではないだろうか



ゆとりが出てくると 冷静になり 過去の過ちを反省し 誰もが ステイタスを 追い求めるのだろう




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