豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三つれづれ日記

2016年02月27日 20時41分17秒 | 日記
 ( Vol 1387 ) シャープの首脳陣の経営選択 「世界に一つだけの」という考えの捉え方に 問題があった


シャープは 液晶に特化した 経営を選択した

リーマンショックがあったとはいえ 韓国 中国の企業の追い上げに 対応ができなかったことが 大きな問題を生じさせた

世界にたった一つ これは 競争社会では 変化に対応できなければ 維持するのは難しい

シャープの場合 液晶が シャープの独走を確固たるものとしてできなかったことではないか

韓国 中国の追い上げられ そして抜かれる という現象に対して 予測できなかったことである


競争社会では 必ず 追いつ 抜かれつ という 競争がつきものである


そのためには 新規開拓が必要になる

シャープは その点においては 得意であったはず

競争社会では 必要不可欠の条件であるのだが 世界に一つ という言葉のマジックに 首脳陣は 判断を誤った としか 言いようがない


どんなアイデアも 未来永劫 トップを保障できない

過去に目を向けれは それは 明白である


社会は 競争しながら 成長してきた

先頭を走っていても 模倣され 追いつかれ 独占状態を崩される

企業は 生き抜くために 方向転換をして 生き抜いてきた


しかし うまく方向転換できなかった企業は 競争社会の中で消えていった


シャープは そのことを 意識していなかったからである


シャープに限らず どんな企業も 明日を見て 開拓しなければ 生き残れない

それが 現代社会ではないか

世界の企業が 技術力に差がなくなってきている中 どう新しいアイデアを出すか


その点において Apple社は 急所を押さえた 戦略をしている

この点を 見習うべきであろう


世界に一つ とは どういうことか もう一度 考えるべきではないか

世界に一つ それは いつまでも そのことで世界に一つ ということを維持することはできないことを知ることである

いま日本企業は シャープの経営陣の 判断の誤りと Apple社の経営戦略を 参考に 企業経営とは どうすればいいのか 考える必要がある

社会は 動いている

その動きの先を どう見るのか



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