父へのお土産は

父に会いにいくとき、お土産に悩みます。
もう物は要らない、食べるものもカロリー計算してあるし。
かといって、何も持って行かないのも寂しいもの。

父はよく宝くじを買ってきてと言います。
毎回聞かされる父の夢。　叶わない夢ですが見るのは自由。

宝くじが当たったら、施設を作って困っている人を入れたいそう。
そして身内の皆もそこで働くと。
親族には医者、看護師、介護福祉士がいますから。　歯科医も。
私はカウンセラーだし。

聴くのが大事・・・と思っても現実的でない夢のお話。
”そうなったらいいねぇ”といつも言います。　

宝くじも持っていくこともありましたが、今回は実用的なものにしました。
コマーシャルでやってる、＜ハズキルーペ＞

同僚が三越で買ったと言って見せてくれた。
彼女は面白い人です。　
”このルーペで鏡に映して自分の顔を見るとショックだよ～”
私に顔を見るようルーペを差し出しました。　ノーサンキューでございますよ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

父は９４歳ですが、老眼鏡で雑誌や新聞も読みます。
これがあれば、小さい字も見えて携帯の操作も上手くいくかもしれない。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

宝くじの夢は一瞬で消えるけど、これは長く使える。
それに普通のメガネと違って壊れにくい。　耐荷重１００㎏だそう。

大きさや拡大率があるから、置いてある店で試してから買うのがいいかも。
ネットの方が安いです。　自分用を買うかは思案中です。

私は年齢の割にはメガネ未使用。　　がっちゃ目というやつ。　片方づつ見てるのです。
なので、見えない方をこのルーペで見るとはっきりします。
ほんとは自分の目に合ったメガネを使うのがいいのでしょうが。

さて父は関心をもってくれるかな。　飽きっぽいから最初だけ使うかも。

涙なくしては・・・

昨日の男子フリーは、涙なくしては見られなかった。
まさかの羽生選手の怪我。
平昌後、完治したのか不安感はあったが、アイスショーは全て出演したし。
現役を続けてくれるだけで幸せだった。

一昨日は都内で講座、昨日は一日仕事でした。
極力、ネットは見ないでいたのでした。　状況や結果を先に知りたくないので。

ああそれなのに・・・帰宅後、部屋に入ると夫がタブレットの画面を差し出しました。
何？　目を疑った！　羽生選手が朝の練習で怪我。

というか、それ以上に夫に腹がたったのです。
なんで見せるの？　
いつも言ってある。　羽生選手のことは、自分の目で耳で知りたいのだと。

ほんとむかついた！　昼間もネットを見ないようにしてたのに。
他人から入る情報ならともかく、夫は私の羽生愛を知っているのだから。
これは親切ではない。　優しくない！・・と言ってやった。

”今夜の晩酌タイムはなし！　勝手にチンして食べて！”
”ごめんなさい、すみません、許して！”　得意げに教えたつもりが奥さんは怒った。
もちろん、私はおビールを頂きましたが。

ショート（永久保存版）が最高だっただけに誰もがフリーも期待していた。
天才でも別格でも、人間がやること。　アクシデントも起こります。

あのわずかな限られた時間内で、羽生選手は苦渋の決断を迫られていたわけです。
先のことを考えれば棄権するほどの怪我。

しかし、どうしてもロシアでフリーを滑りたかった。
何を捨てて何を取るか？　厳しい、辛い選択。

すごい演技でした。　パーフェクトでなくても感動した。
最初の４回転二つ決めたとき、最後までやれるかもと思ったけど。
怪我後、内容を変えたのに一度も練習することがなく、ぶっつけ本番。
足が痛いのに薬飲んでまでやりきった。
まさか、平昌五輪のような状況をまた目にするとは。

医療が進化しているのに、アスリートの怪我の治療もなんとかならないかな。
羽生選手の足首を強固なものに作り変えてあげたい。
好きなスケートを長く続けられるように。

演技後、タラソワさんから慰められ、羽生選手は泣いたそう。
張りつめていた気持ちが緩んだのかも。

もうリンクに出て来るだけでオーラがいっぱい。
五輪後、忙しくて休養していないですね。　
どうか、ゆっくり休んで怪我の治療してほしい。
またかっこいい羽生選手を観たいから。