弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

若い判事補 増やしてほしい「裁判って、すごく 密なので」

2022年12月07日 19時36分35秒 | 裁判
今年の流行語大賞特別賞から。
左陪席裁判官(未特例判事補)の不足で、全国的にも局地的にも、猫の手も借りたい状況が生じている。
空席に招き猫の置物を座らせて、裁判長と右陪席だけで手分けして凌ごうかという冗談も出ている。
宮仕えが嫌われているとか、忙しさが避けられているとか、裁判官志望低迷の原因が取り沙汰されるが、それならば、検察官志望者や大手渉外事務所志望者が増加していることの説明が付かない。
若者に何が嫌われているのか、最高裁や東京高裁を初めとする高位高官は、胸に手を当てて考えるべきだろう。自業自得ならばいいが、しわ寄せを受けるのは各地裁である。