面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

ドヤ街の宿

2007年08月25日 | ニュースから
「安くて便利」外国人に人気=労働者の街、西成の宿-世界陸上で注目・大阪 (時事通信) - goo ニュース


以前、テレビでも取り上げられていたが、西成のいわゆるドヤ街にある格安の宿が、外国人観光客に大人気とのこと。
世界陸上が大阪で開催されることとあいまって、今また利用客が増えているようだ。

フランス人観光客がインタビューに答えて、「友人から快適で他の場所より安いと聞いた」ということで、山王辺りの安宿を利用しているとか。
快適というところがちょっと驚くが、台湾から来た女子大生もインタビューに答えていたりして、女性外国人観光客も歩いてたりして、あの辺りの雰囲気がガラッと変わっているのではないだろうか。
最近はシャブ中で暴れるおっさんの話も聞かなくなっているし(ニュースにならないような小さな事件はあるだろうが)、外国におけるスラム街に比べれば、格段に安全ではあるような気はする。

宿側にしてみれば喜ばしい限りだろうが、日雇いの仕事からドヤ街に戻ってきても、金があるのに宿に入れない労働者が増えていないのかが心配だ。
もっとも、仕事自体が少なくて、昔のように労働者の人数も多くないかもしれないが。


Black Or White?

2007年08月25日 | ニュースから
卵の中から緑色マーク 中国(産経新聞) - goo ニュース


中国に、「緑色食品」なる食品の安全を保証する政府認定制度があるとは知らなかった。
この「緑色食品」という認定制度、認定料ばかりがバカ高く、その実、消費者から今ひとつ信用されていないそうだが、賄賂が平然と横行するお国柄、当然といえばあまりにも当り前かもしれない。

また、人口鶏卵なるものがあるのも驚いた。
炭酸カルシウムなどで殻を、海藻酸ナトリウム、みょうばん、ゼラチンなどで黄身や白身を作ったシロモノ。
相当不味いとのことだが、当り前だろう。
食あたりしないのか、とても不思議だ。
そんなものが平然と市場に流通しているのがスゴイ。
更にこの人口鶏卵が数年前から都会で売られているというから、2度ビックリだ。

そして今回のニュースである。
青島市郊外のレストランで、女性客が煮卵を注文して殻を破ったところ、殻の内側から「緑色食品」マークが出てきたという。
製造工程で殻の中へ紛れ込んだのか?

これが有名無実化している緑マーク制度へのアンチテーゼとして、わざと入れたものだったら、本当にナイスなブラック・ジョークである。
しかし、中国へ旅行に行く気を無くすのに拍車をかけるニュースである。