面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

プライド?

2007年08月05日 | ニュースから
万引き男、路上で自殺 客が追跡、追いつめられ 渋谷(産経新聞) - goo ニュース


万引きを見咎められ、逃走した男が、追いかけてきた男性につかまったところで自らナイフで胸を指して自殺したという。
万引きで警察へ突き出されることに耐えられなかったのか、はたまた自分が万引きをしたという事実に耐えられなかったのか。

前者であれば、世間における自分の“地位”が落ちることをよしとしなかったということか。
後者であれば、自分の不甲斐無さに自分自身で裁きを与えたということか。

他人に向けられたプライドと、自身の中に築かれたプライド。
どちらの種類のプライドを守る為の自裁だったのだろう。


プロ野球アラカルト

2007年08月05日 | 野球
8月3日。
タイガースは敵地広島市民球場に乗り込んで、対広島戦の連敗を8でストップした。
だいたいこれまで広島に勝てなかったのがおかしい。
やっと普通に戻ったということだ。

岡田監督が二軍戦のビデオを見てヒラメキで一軍昇格を決めたという浜中が、代打ホームランを打ってからイッキに打線に火がついての逆転勝ち。
相変わらず岡田監督の打者の好不調を見抜く目は冴えている。

先発ジャンが、またボークをかました。
それも2つ。
しかし、ブチ切れて崩れる癖は解消されたのか、粘りの投球で6回投げて8安打されながら2失点に抑え、試合を作った。
しかし矢野曰く、ジャンは審判に目をつけられていて、怪しいとボークをとられる状況にあるとのこと。
今後も要注意だ。

中日の福留が痛めていたヒジを手術するという。
これで今シーズンの出場は絶望だろう。
福留とウッズがいてこそ、ドラ打線はこわい。
その福留がいなくなれば、ウッズを歩かせまくればいいのである。
今季、中日戦に勝ち越しているだけに、これは朗報だ♪

楽天の田中、またホークスに勝って5連勝。
高卒新人投手が無傷で同一球団に5連勝するのは、なんと45年ぶりだそうな。
浪商を中退し、17歳でプロ入りした怪童・尾崎以来というから驚いた。
あの松坂でも、1年目にロッテ(…確か)に5連勝したが初対戦で負けているので、プロ入り以来無傷で5連勝という記録は打ち立てられなかった。
今回のホークス戦、5点も取られながら味方打線が相手を打ち崩してくれて勝ったもの。
持って生まれた“勝ち運”のようなものがあるのではないか?
野村監督をして「神の子、不思議の子」と言わしめる“マー君”田中投手。
スターというのは、こういう選手のことを言うのである。