面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

無責任

2007年06月22日 | よもやま
公務員は誰も責任問われぬ 首相がメルマガで指摘(共同通信) - goo ニュース


公務員は誰も責任を問われないかといえば、そういうわけでもないだろう。
そして何も責任を問われないのは公務員に限った話ではなく、強固な組織を誇る大企業も同じこと。

「部下の失敗は上司の責任」とはよく言われることではあるが、実質的に大企業ほど成り立たないのではないだろうか。
皆でよってたかって上司の立場を守る。
その上司に下にはたくさんの社員(その上司の手下みたいなもん)がぶら下がっていて、会社に与える影響も大きい。
上司の地位が、高ければ高いほどそう。
組織ぐるみで、その上司を守ってくれる。

かといって、部下一人に責任を取らせることもしない。
ある部下を処分すれば、その上司も処分対象とならざるを得ない。
従って、その上司を守るためには、その部下を処分することができない。

こうして、組織ぐるみで上司とその“一族郎党”を守ってくれる。
その構図に、公務員も民間企業も、変わりはない。