面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

どん底

2007年05月05日 | ニュースから
黒沢明監督の映画ではない。
現在のタイガースのチーム状態である。

昨日はとうとう、頚椎ヘルニアにも関わらずだましだましプレーしてきた赤星が、ダイビングキャッチを試みて飛び込んだ際にとうとうパンクした。
弱り目に祟り目、泣きっ面に蜂、貧すりゃ鈍する、藁打ちゃ手ぇ打つ、便所行たら先人が入っとおる、てなもん。

しかしこれを逆手にとって、今日から打線を切り替えるチャンスとしてほしいもの。
昨日も代打ホームランを打った狩野を先発で育て、矢野をリリーフ捕手として温存する。
不振を極めるクリーンアップに活を入れるためにシーツと今岡の打順を変える。
この2点の手を打つだけでも、チームの動きは変わり、雰囲気も変えられるはず。

矢野については今後全シーズン先発を外すというのではなく、今の狩野の勢いを活用すべき。
シーツと今岡の打撃不振はあまりにもひどい。
特に今岡の天才たる淡白さは、打線全体に悪影響を及ぼしかねない。
3番に林、5番に桧山を入れてカンフル材とすることは、あながち悪いことではないと考える。
そして、いっそ今岡を一度休ませ、当たりの戻ってきた関本をサードに入れ、セカンドには藤本を入れて併殺のとれる二遊間を固める、という手もありではないだろうか。
どっしり構えて基本的には動かない岡田監督ではあるが、赤星が倒れた今、動くタイミングはきている。
一考願いたいものである。

それにしても、いくら頭数が不足しているとはいえ、全く上昇気配の見えない投手陣をみている久保コーチと、不振が続く打撃陣をみる広澤コーチのご両人は大丈夫なのか?
去年、テレビ番組での分かりやすく「なるほど!」と目から鱗も度々だった解説から、これは期待できると喜んだ広澤コーチ就任だったのだが、機能しているとは思えないのは何故なんだろう。
久保コーチは、ずーっと何がイイのかよく分からないのだが、果たしてこのまま投手コーチとしていてもらって大丈夫なのかと、最近とみに不安が強くなってきている。

いずれにせよ、今日の試合がどう動くか、楽しみではある。
6連敗とはいえ、シーズンが始まって間が無いまだこの時期だったのは不幸中の幸い。
まだ先は長いo(^-^)o


違法な着歌

2007年05月05日 | ニュースから
35%が違法「着うた」利用 10代前半は65%(共同通信) - goo ニュース


無料ダウンロードできるサイトの大半が著作権料を支払っていない著作権法違反をやらかしているとは知らなかった。
無料で好きな歌が携帯にダウンロードできるサイトの利用者の多くが10代というのは当然だろう。
可処分所得の低さと著作権に対する認識の無さを考えれば当り前のことで、ことさら驚くことではない。

現行法では携帯にダウンロードすること自体は著作権法違反にはならないのだから、10代の青少年達に「やめなさい」と言っても効き目があるはずがない。
そんな違法サイトを閉じさせるしかないが、いくら取り締まろうとしてもイタチゴッコになるであろうことも目に見えている。

ネットにおける違法行為を防ぐのは、人間のモラルという高度な精神性しかないことを、この一件からも窺い知ることができる。
結局、全世界的に考えれば、このような違法行為が無くなることはないということである。