面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

ようできてると思たけど…

2007年05月31日 | ニュースから
セコムのCM、打ち切りへ 「動物を悪く描いた」と抗議(朝日新聞) - goo ニュース


歩行中の人間や電柱で作業中の工事人らが、ハイエナやハゲタカに変身するシーンで構成され、最後に「野獣はふだん、ヒトの顔をしている」とのコピーが表示されるセコムのCMが、打ち切りになるそうな。
初めて見た時、イマドキの風潮をうまいこと表現してるやんと思ったが、一部の方々には文句の対象でしかなかったようで。

現在の子供が置かれている環境がよく表されていると思うのだが、「電気工事人を侮辱している」といった抗議や、「動物を悪として描いている」など、抗議・苦情の電話が数十件寄せられたとか。
自分はそれらの抗議内容のようなことは全く感じなかったのだが、単なる揚げ足取りのイチャモンであって、CMが伝えたい本質を理解しようとしていないだけだと思うのは、異端なのか?
このCMをご覧になったブログにお立ち寄りいただいた皆さんも、やはりそんな抗議の内容のようなことを感じた人が多いのだろうか?


イベントにて

2007年05月31日 | よもやま
水曜日、勤務先の企業グループ内での業績優秀者の表彰式が行われた。
毎年恒例となっており、第一部が表彰式、第二部が祝賀会という二部構成。
そしてその祝賀会における司会を仰せつかったのであった。

イベント司会は久しぶり。
後輩の結婚式以来ではないだろうか?

というわけで、5時開会予定のところ、リハのため朝10時から会場となるホテル入り。
実は前日火曜日も、夜の8時から一回目のリハを行っていた。
今回は自分で原稿を書く必要がなく、また後輩女性社員とのペアでもあるのでかなり楽♪
会場内のスタッフもそこかしこに配置されているので、しゃべりに専念できて抜群の環境。
あとはアドリブを効かすだけである。

イベントを取り仕切っていたのは会社の人事部であるが、去年までは司会者とイベント内アトラクション(まあいわゆる余興ですか)にプロを呼んでいたのだが、経費節減の折から、社内で賄えとの幹部からのお達しにより、司会も余興も社員による宴会となった。

あれだけイベントスタッフがいれば、進行は本当にスムーズで楽に持っていける。
事故も無く(当り前やけどね)、つつがなくイベントは進み、ほぼ予定時刻通りに終了させることができた。

主管の人事部の動きに一部「おいおい…」とガッカリさせられた部分はあったが、まあそれは別の機会に置いておくとして、かつての上司や同僚、後輩と出会えたことが懐かしく嬉しく。
中でも感動したのは、副社長がわざわざ司会ブースまで来てくださり、しばらくお話しができたこと。
副社長に就任させる前の経営企画部長時代に、大阪の街やグルメをご紹介したり、宴会に招いていただいたりと親しくしていただいたことがあったのだが、ここ3年余りは直接お会いする機会も無かった。

歓談時間にご挨拶に伺えれば…と思っていたが、司会進行についての打ち合わせや急なアナウンスが入ったりし、副社長もイベント参加者達との写真撮影に追われたりと、キッカケがつかめないままトラクションの時間となったときのこと。
テーブルから一人、ニコニコしながら近付いてこられた。
「最初名前を聞いたときに、聞いた名前だけど君だとは思わなかったよ!」
と笑顔でお声をかけていただいたときには本当に嬉しかった。
気取らない気さくなお人柄は以前とお変わりなく、しばし最近の近況などについて歓談できたのだった。

役員でありながら、わざわざペーペーの自分のところへ来られ、労をねぎらいつつ旧交を温めるようにお話しされるその気遣いには感動さえ覚える。
こういう方は、是非一緒に仕事をしたい、この方のために何かしたいと思えるのである。
以前に本ブログで紹介した現職場のボスとは雲泥の差だ。

縁もユカリもない大阪に着任されて8年余り。
ようやく大阪に馴染んだ頃ではあるものの、まもなく東京のグループ本部へと戻られることになっている。
しかし、物事の本質をしっかり見据えることができ、また現場レベルの状況をしっかりと理解し、認識されていた方だけに、社長になられなかったことは残念でならない。。

とりあえずは、副社長が大阪を離れられる直前の最後のイベントに関わることができて良かった。
その一点だけでも、司会をやった意義があった。
これもご縁というものだろう。
天の配剤に感謝。