面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

地獄の交流戦

2007年05月28日 | 野球
日曜日、満員御礼の甲子園球場。
レフトのビジター応援席を除いて球場の9割方(?)を占める大観衆の前で、見るも無残な試合を展開したタイガース。
例年、ここで貯金を稼いでチームが立ち直っていく交流戦が、地獄の様相を呈してきた。

相変らず初回失点で開始早々戦意を削ぐ先発陣に、好機に全く攻めきれない打撃陣。
いつまで続くぬかるみぞ。
そのぬかるみに、首脳陣も足を取られてきていないだろうか。
あまりにも?な選手起用。

なぜ桧山が先発で出てるのか?
そのあおりを受けて慣れないファーストに林が入っては、ザルの内野陣が更に弱まってしまう。
ただでさえゲッツーのとれない内野陣。
せめてファーストでのアウトは確実に増やせるよう、打順は8、9番に置いてもシーツに任せるべきではないか。

なぜ当たりの止まっている鳥谷が3番に入るのか?
赤星が先発で使えるのなら、1番赤星、2番鳥谷の、去年一昨年に鳥谷が打率を上げることができた打線の方が両者にとって効果的なはず。

先発で好投し、結果を残した中村泰を、なぜリリーフに戻すのか?
しかも日曜などは、大差の負けゲームでのリリーフ。
更に3イニングも投げさせた挙句に今季初の失点までさせてしまっている。

それにしても、あまりにも上昇気運に入らなさ過ぎる。
今年はさすがにもうムリだろう…
こうなるとせめてもの救いは、林、狩野、桜井、中村泰の台頭であったと、来年以降につながる結果をしっかりと残してほしい。
彼らには、地獄の交流戦を糧として飛躍してくれることを望むばかり。。


トンネルのナゾ

2007年05月28日 | ニュースから
スリップ多発、謎のトンネル 愛知県豊田市の山間部(朝日新聞) - goo ニュース


愛知県豊田市の山間部に、スリップ事故が相次いだトンネルがあったそうな。
トンネルの構造に問題があるのか、気象条件のせいなのか。
滑り止めの舗装工事をして以来、事故はぴたりとなくなったが、専門家も原因を絞りきれないでいるとのこと。
記事タイトルだけ見たときは、「すわ!心霊現象か!?」と思ったのだが…

国土交通省名古屋国道事務所と県警が相次いで現地を調査。
まず考えられた原因は傾斜。
トンネルは西側出口に向かって約2%の下り坂なんだそうな。
歩くと傾斜を感じるが、車で通るとほとんどわからず、「知らないうちにスピードが出る構造」(県警)だったとか。
もう一つは湿気。
このトンネルは「なぜだか湿気が多い」(同事務所)といい、県警も「山間部ならではの気象も関係しているのでは」とみる。
滑り止めを塗る舗装工事をした後、事故は起きていないが、同事務所の担当者は「事故原因は完全にはわからない」と話しているそうな。

偶然、このトンネルでの事故現場に居合わせ、救助にあたった、日本交通科学協議会員でもある岡崎市の歯科医が調べた話が記事の内容であるが、その医師によれば、県警の現地調査に同行した際、道路一面に油のようなものが付いていたのを覚えていたとのこと。
「路面はツルツルだった。排ガスが換気されなかったからではないか。」
トンネルの長さ、排ガス、湿気。
様々な要素で路面が変化している可能性があるという。

スリップ止めの舗装がされてから事故が無くなったところをみると、単に物理的に事故を起こしやすい構造になっていたのだろう。
この世の中、人知れずミステリアスな現象はそこかしこにあるのだろうな。