面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

ちょっと、ちょっとちょっと!

2007年05月03日 | 野球
久しぶりにタイガースの試合中継を観れた。
対横浜デーゲーム。
あまりにもヒドイ試合内容に愕然とした。

テレビをつけた時点で1点先制し、なお1塁に金本を置いて今岡。
しかし、あっさり難しくもなさそうな早くもない直球を打ち損ねて凡打で終わり。
その裏、先発のジャンは横浜にあっさり同点を許す。
先頭打者の仁志を三振に打ち取ったところは良さそうだったのだが、生命線のはずのコントロールが甘い。
全体に球が高く、変化球も流れてストライクゾーンに収まらない。

2回表、ポンポンと簡単に無死満塁という絶好のチャンスを作って打席には投手ながらバッティングのいいジャン。
しかし、何を思ったか横浜先発吉見のゆるいカーブばかり振って三振。
ど真ん中低めの甘い直球を見送っての空振り三振は理解できない。
広澤、和田の両コーチは何をしているのか?
バッティングが好きで力もあるジャン。
打席に向かうにあたってストレート狙いのアドバイスを送るべきではなかったか。

しかしまだ1死満塁で鳥谷なら期待が持てるというものであるが、6試合連続ヒットを打っているとは思えない消極的かつ力の無いスイングと最後は見送りで3球三振。
しかしまだ二死満塁のチャンス。
吉見もコントロールが甘い。
しかし打席に入った赤星からは、打てそうな雰囲気が全く見えてこない。
ヤバイと思って見ていると、ボール球の変化球に手を出して三振。
なんと、無死満塁で三者三振無得点。
調子の良くない吉見を見事なサポート。

するとその裏、ジャンはあっさりつかまって勝ち越しを許す。
更に1死満塁になるも続く鈴木を併殺にお誂え向きのセカンド真正面のゴロに打ち取ったのに、関本・鳥谷の“不併殺コンビ”がまたしてもゲッツーを取れない。
特に関本の動きの悪さはひどい。
左打者で、しかも決して足の遅くない鈴木のゴロだというのに、慎重と言えば聞こえがいいが、二塁に入った鳥谷に下からトスで緩い送球では、打者走者がセーフになって当然。
3塁ランナーの生還が生きて3点目。
打てない癖に守りきれない野手陣。

3回表、シーツからの好打順のはずが、あっさり三者凡退。
特に二死後に打席に入った今岡の、かつて我々タイガースファンを激怒させた“ヤル気無さそう”な淡白なバッティングで緩いフライは気にかかる。

その裏、ジャンが金城にホームランを浴びてまたしても失点。
4回表、矢野、関本が連打で2、3塁のチャンスを作っているが…

とにかく勝てそうな雰囲気が無い、ヒドイ試合運びである。。