面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

風景を変えてみた

2007年01月28日 | よもやま
2月が近付いてきたので、梅の便りに先がけてブログの風景を変えてみた。

こちふかば にほひをこせよ うめのはな あるじなしとて はるなわすれそ

とは、かの菅原道真公の有名な句であるが、これを読んで「質屋蔵」を思い出すのは、落研関係者と相当な落語ファンだけだろう。

それにしてもこの冬は本当に暖かい日が多い。
グッと寒い気候が必要な農作物の出来はどうなんだろうか?


相変らず

2007年01月28日 | ニュースから
女性は「産む機械、装置」 松江市で柳沢厚労相(共同通信) - goo ニュース

閣僚や国会議員による暴言の数々には驚かなくなってきたが、相変らずこんな発言をするそのボキャブラリーの貧困さ加減に、“呆れるの最上級”に該当する言葉を贈りたい。
(goodの最上級bestに該当するものと理解されたし)
ちなみに、このニュースを読んで「すすめ!パイレーツ」の1コマを思い出した。
そのコマの中で、女性に対して「子を産む機」(耕運機のもじり)と解説風に書いてあったのだが、子供心に「おお!もの凄い表現やな…」とちょっと引いた。

このテの貧困発言の根には、そのような思考・思想・発想があるということを忘れてはいけない。
典型的な男尊女卑思想の発露と言えるのだろうが、この年代の男、とりわけ政治家になろかというようなお爺共のDNAに刷り込まれていて、消し去ることのできないものではないだろうか。
「三つ子の魂、百まで」と言うが、「そのような発想を改めよ」と言われても当の本人達にはどうしようもないのではなかろうか。

そう言う点では救いがたい御仁であるのだが、ジャーナリズムの使命として、各メディアにはそのアホさ加減をしっかり追及してもらいたい。
それが、他の政治家連中や世間一般への警鐘になるのだから。