面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

三冠達成

2006年11月13日 | 野球
日本、2年連続アジア王者 日ハム、アジア制し3冠(共同通信) - goo ニュース

第2回アジアシリーズ決勝において、日本ハムが台湾のラニューを1対0で下してアジア王者に輝いた。
これで日本ハムは、パ・リーグ優勝、日本シリーズ優勝、アジアシリーズ優勝で三冠達成である。

7時頃から8時までテレビで中継を見ていたが、台湾先発の許が打てそうで打てず、ランナーを出しても得点に結びつかないイライラ系の試合展開。
しかし8時前の7回裏、打ちあぐねていた許が交代し、フィオレというイタリア人投手が登板して試合の流れが変わった。
相手三塁手がエラーして先頭打者が出た。
こういう膠着した試合はミスをした方がやばい。
しかも、申し訳ないが日本より格下台湾がしょーむないエラーをしてはいけない。
このランナーをしっかりバントで送ると、更に投手がワイルドピッチして一死三塁という絶好のチャンス。
スクイズでもやるか?と思ってみていたが、打者鶴岡には強打の指示のよう。
パコっという感じで打ち上げた打球は、フラフラ~っとライト前へ力なく舞い上がり、セカンドとライトの必死の追っかけも空しくグラウンドにポトリ。
これで三塁ランナーを無事に返すことができた。

結局、このポテンヒットであげた1点を継投で守りきった日本ハムが、地力の差を見せつけて優勝。
この試合、ヒーローは日ハム先発のダルビッシュだ。
「勝って当り前」的なプレッシャーのかかる試合の先発を任されるも、まったくプレッシャーを感じさせない堂々たるマウンドさばきは、とても高卒2年目の投手とは思えない。
さすが、入団直前にパチンコ屋でタバコを吸ってるところをフライデーされるだけのことはある。
根性の入り方が違う様子が見て取れる。
末恐ろしいくらいに将来が楽しみなピッチャーなのだが、やっぱりゆくゆくはメジャーに行ってしまうのか…

なにはともあれ、日ハムファンには楽しくて仕方ない1年だったろう。
そして新庄効果も相まっているが、北海道にプロ野球ファンが増えたことが何よりも嬉しい。