面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

和歌山へ行こら⑤

2006年05月06日 | 放浪記
昼食の一部♪(一番手前はウチワエビ)

遊覧船での観光を終えて上陸後、昼食をとるために店を物色。
時分時ゆえ、どこの食堂もいっぱいの模様で、ガイドブックに載っていそうな店には行列ができている。
※「時分時」(「じぶんどき」)とは標準語で言えば「ご飯どき」とでも言えばよいだろうか…という大阪弁

漁港のすぐ横にある“魚屋”に決定。
わざわざ“魚屋”としたのは、イケスの魚介類を売っている魚屋が、店の奥で食堂もやっているところに入ったからである。
満席ながら行列はできてなかったので、店の外にメニュー表示は無かったが、せっかくやし♪と入ってみたものである。
「今朝そこの港に上がったヤツです~♪」的な魚と貝を、おつくりだけでなく、焼き物や煮物で食べさせてくれる。
※「おつくり」というのも、標準語では刺身であり、上方の言い方のようですな(桂米朝風)

ゆうべ「ホテル浦島」でアホほどまぐろを食ったが、またもまぐろのつくりを頼んでしまう。
好物のはまちも注文したが、今朝は上がってなかったらしく(そない書いといてね)、代わりに鯛のつくりを。
それに、またしてもせっかくやし♪ということで、焼き物としてまぐろのカマとウチワエビを注文。
すると「まぐろのカマは煮物ならすぐ出せますが…」と言うので、腹も減ってるしとそっちにした。
ちなみに、ウチワエビとまぐろのカマは時価!
まあ激安!ちゅうわけではなかったが、全体ではやはり安価。
この値段では大阪では食えんわな♪というところで値ごろ感は良かった。

慣れてしまったか、まぐろはそうも感じなかったが、鯛のつくりが美味♪
ウチワエビは意外と身が多くて、ぷりぷりと美味♪
そしてこれまた意外と美味しくてビックリしたのが、まぐろのカマの煮物。
上の写真では右手前がほぐした身で、左奥がカマ全体(…って小さすぎて分からんがな)であるが、これがまたダシの味がなかなかよろし♪
甘すぎず辛すぎず濃すぎず美味♪
また、全く期待していなかった味噌汁が美味♪♪
もまぐろの身がたっぷりと入っていて、そのまぐろから出る脂がなんとも言えぬ旨味を
引き出していて美味いったらありゃしない♪

ということで、またしてもたらふく食った昼食であった。

和歌山へ行こら④

2006年05月06日 | 放浪記
「紀の松島」一風景

朝飯前に再度「忘帰洞」でひとっ風呂浴び、朝飯ビュッフェでたらふく食べて、満足感たっぷりにチェックアウト。

せっかくなので「紀の松島めぐり」。
ホテル前桟橋から観光船に乗って、「紀の松島」と呼ばれる島巡りをして風景を楽しんだ後、漁港の桟橋に到着して帰途につけるという、全行程40分~55分(コースによる)の、なかなか便利な観光メニューである。

内海から外へ出れば、そこは太平洋。
波は荒くて船は大揺れ。
気を抜いたら船酔いしそうであるが、良すぎるくらいの好天に恵まれ、真っ青な空と真っ青な海に、点在する無人島や奇岩(この奇岩群が「紀の松島」と呼ばれる風景を作っている)の風景を存分に堪能した。
いやー、爽快爽快!
気持ちイイ~♪

和歌山へ行こら③

2006年05月06日 | 放浪記
忘帰洞(向こうは太平洋♪)

部屋に入って荷物を置くと、さっそく「忘帰洞」へ。
なんせ広い露天風呂。
午前と午後とで男湯と女湯とが入れ替わる。
なので翌朝、朝風呂にも入った。

初日は夕食後に館内の風呂に入ったのだが、先に“風呂のテーマパーク”と言ったように、もう一つの洞窟風呂、山上に露天風呂、海沿いの「なぎさ館」にも露天風呂など、館内の風呂を含めて全部で8つの風呂がある。
各風呂にはスタンプが用意されていて、スタンプラリーが楽しめるようになっている(そいつは楽しまなかったが)。
ちなみに、職場の同僚は当ホテルで風呂巡りをして「湯あたり」して高熱を発してダウンしたとか。
(ご入湯は計画的に)

そうそう、飯は朝夕ともバイキング形式。
可もなく不可もなく…て言うたら怒られるかもしれないが(アホほどおかわりしたクセに)、やっぱりまぐろがモチモチしてて美味♪
晩飯のときには、レストランの外側をタヌキがフツウに通ってビックリするやら楽しいやら。
(隣のテーブルの子供は興奮してた)

和歌山へ行こら②

2006年05月06日 | 放浪記
ホテル浦島一部(手前のタンカー邪魔)

今回の勝浦ツアーの宿は「ホテル浦島」。
全国的には“知る人ぞ知る”ホテルだろうか。
関東の人にとっては、勝浦っちゃぁ千葉だよな!?
南紀勝浦を知ってる人なら、誰でも知ってるんじゃないかと思われる、現地有数の老舗ホテルである。
特に有名なのが、太平洋に面していて絶景が望める「忘帰洞」というデカイ洞窟露天風呂。
これに一度入ってみたかったというのも、今回の旅行のテーマの一つである。

JRの駅から歩いて5分程度の港に、「ホテル浦島」への連絡船の乗り場として桟橋がある。
そして船に揺られてまた5分弱、正面玄関直結の桟橋に到着。
ホテルは半島部分に建っているのだが、歩いて行く道筋はどこにも案内がない。
ムリヤリ歩いて行って、行けないことはなさそうだがかなり遠回りになるだろう。
車も、この桟橋付近に駐車場があり、一般車両はホテルには近づけない。
ウルトラ警備隊の基地か!?

「ホテル浦島」はHPやパンフの写真などで見る限りでもその大きさが知れるが、実際に行ってみてビックリした!
ハンパな大きさではない。
宿泊した本館を始め、「なぎさ館」「日昇館」「山上館」など、半島のこっち側、向こう側、山の上と建物が散在し、総収容人員は軽く2000人を超えていて、さながら“風呂のテーマパーク”である。

正面玄関を入ってまたビックリ!
鮮やかなグリーン(ちょっとモリアオガエル・チックなビビッドな色!)のジャケットを来てテキパキ客をさばくホテルマンに、既に浴衣でウロウロしてる客、普段着のまま土産物を物色している客、到着してデカイ荷物を持ってチェックイン待ちしている客、広大なロビーに人がうようよ!