きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

安倍総理の欧州外交

2013-06-18 11:16:34 | Weblog
安倍総理の欧州外交       (2013-06.18)

G8サミットに出席のため安倍総理は先週の土曜日に出発をした。サミットは月・火の2日間であるが、其の前に東欧の4か国に向かい、日本の最も得意とする原発・医療分野の売り込みに奔走している。

アフリカや東欧分野では、既に中国が入り込み、中國が軍事・経済の分野で勢力の拡大を狙っている。
其れは、現在世界の中で、今最も経済的に弱い地域を狙い中国が、もてる経済力と軍事力で支配しようと、勢力拡大を狙っているからである。

ヨーロッパには、ドイツ・イギリス・フランスと言う先進国も居るが、ユーロー危機が災いして、夫々が、自国の事に関わり、勢力を伸ばす勢いは有りません、アメリカも大西洋を挟んで、地域的にも遠く、其れでなくても、イラン・イラク問題を抱えて力が及びません、従って、その股間を縫って、中國が勢力の拡大を狙い、更にアメリカおも凌ぐ世界制覇を狙っている勢いです。

ロシアも実は、中国に対して多分に同じような懸念を持っているが、此れもまた、自国の事だけで手一杯と言うところではないでしょうか。

この様な状況の中で、先日中国の習近平主席がアメリカとの会談の中で、世界を2分する勢力覇権の相談を持ち込んだ事は、その馬脚の一端をあらはした証拠であります。
中国は、自国の軍事・経済力はアメリカに次いで、2位である事を誇示し、その行動の行く先に世界制覇の魂胆が見え見えである。

オバマ大統領は、全く相手にしなかったが。若し、中国の思い通りになって居たら、日本は1番に属国にされていたかもしれません。

アメリカは世界の平和を主張しているのです。日本も同じで世界平和を願って居ます。だから唯一の同盟国です。中国は世界制覇を狙っています。平和では無く、制覇です、従って中国に支配されれば、漢民族以外は、2流3流民族で、彼らの属国の民族に成るわけです。

米中会談は、オバマの世界平和主義で、破談になったが、G8の首脳も、無論自国を代表して出て来てはいるが、目的は全世界が、夫々持てる力を出し合って、平和の為に協力し合いましょうとすることが、再確認される事に成ると思います。

日本の安倍総理も「アベノミックス」を得意になってアピールしているが、其れを通じて、「世界に貢献しよう」と約束をした所が、素晴らしいのではないでしょうか。色んな国からはアベノミックスに懸念も出されたが、其れは「失敗しない様に」との心配からで、みんな歓迎の気持ちで、迎えられている。

G8のメンバーは、やはりそれなりに素晴らしいと思います。とても中国が入会出来る資格は有りません。
(えびなたろう)