フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

小アンサンブル演奏会

2009-12-06 | 日記

今日は、昼から、ピアノ、フルート、ヴァイオリン、チェロの小アンサンブルを聴きに行ってきた。ピアノが連弾なのでお二人、全部で5人の編成で、しかもすべて女性なので、見た目にも華やかだった。

演奏曲目は、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」。あらすじが物語られ、それに合わせて、音楽が演奏されていく。どの曲も巧くコンパクトにアレンジされているので、聴きやすかった。最初の序曲から、行進曲、~静まり返った大広間~各国のおどり、花のワルツと、ほとんどの曲が網羅されていたので、曲そのものを味わうことができた。小編成だが、聴きどころも十分で、さすがプロの演奏である。

後半は、クリスマス・メドレー。なかでも、フルートソロの「星に願いを」は、非常に抑制されたテンポと澄んだ響きで朗々と歌いあげられ、聴く者をうっとりさせる名演奏だった。そのあとも、讃美歌やクリスマスソングが、切れ目なく、軽快なテンポで演奏され、楽しい雰囲気に包まれた。最後は、全員で「きよしこの夜」を合唱した。やはり演奏は生を聴かねばならないということを痛感した。