フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

趣味悠々

2011-07-27 | 趣味

昨夜からの雨が、朝になっても降り続いている。外気温16度、室温22度、湿度55%
静か朝、ギドン・クメールのバッハ・ヴァイオリンパルティータを音量を絞って、かける。
朝食はゆっくりと、アールグレイの爽やかな香りを楽し見ながら。

食後は、フルートを吹く。ロングトーンをしていると、あるポイントで、ごく少ない息の量で、大きく響くところがあるのを発見した。非常に微妙なポイントなので直ぐに忘れそうだが、このポジションをなんとか身体に覚えさせたいものだ。

基礎練習、アルテ19課~20課を1時間ほどやると、雨が止んできた。昨日KITAHOさんから、「ウズラ豆が育って来ているので支えを作ってあげてください、」と言われていたのを思い出し、早速、畑に出る。空は、曇っているので、畑仕事にはいい条件だ。1時間ほどで、支えができた。後は、ほっておいても、美味しい豆が出来上がるのが楽しみだ。

昼食を食べた後、今日は、「趣味悠々」の日なので、妻を陶芸工房へ送っていく。私は明野のフルート教室へ。曇っているので、明野に降りてきても、そう暑くはなかった。

レッスンだが、かなり長い間練習してきた、アルテ19課NO3ハイドンのソナタは、なんとか終えることができた。先生からも「ご苦労さま」と言っていただいた。難物のリズムと高音のファ♯を何とかクリアすることができたのが嬉しい。続いて、20課は短前打音の練習だ。NO1をテンポを落として吹く。その後、先生との2重奏を2度やる。次回は、テンポをもう少し早くしてやることになった。次のNO2は、まだやっていてないので、先生が通して吹いてくれて、曲の感じをつかむことができた。

練習を終えて、図書館へ本を返しに行く。バタバタしていたので、借りた本は、ほとんど読むことはできなかった。ダイアン・アッカーマンの「庭仕事の喜び」が途中までしか読めなかったのが、残念だ。

妻を、陶芸工房へ迎えに行く。今日は、先日作っていた、焼き魚用の皿が織部に焼きあがっていた。織部第1作目としては、よくできたが、色合いが、少し明るすぎるかな。

それと、前回、大方削ったいた大皿の細かな、削り込みが出来上がっていた。妻が作品の縁を持とうとすると、先生から「その持ち方は、作品を傷めるので駄目です」と注意されていた。

アダージョの森に帰ると、朝の作業で気付いたのだが、種から育てたキュウリの苗が大分大きくなってきているので、それにも支えを付くておくことにする。二人で作業をしているとSさんがワンちゃんを連れて散歩がてら畑に寄ってくれた。

明日から、一時大阪に帰阪するので、今夜は「最後の晩餐」だ。我が家の「最後の晩餐」とは、冷蔵庫に残っているものを食べてしうという儀式。残っていたミンチと畑の野菜を使ったカレーにしよう。昨日収穫したジャガイモは、何とも言えない柔らかさ、ナスビやシシトウも美味しい。サラダのトマト、真ん中の小さいのが、我が畑で初めて採れたトマトだ。小さいが、プチプチで味は濃い。趣味悠々の暮らし、畑で採れた新鮮な野菜の味。田舎暮らしの醍醐味を味わった。