フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

岳友帰る

2011-07-18 | 山登り

今日は、FIFA女子ワールドカップの決勝戦にナデシコジャパンが出場するというので、朝の3時30分から観戦している人がいる。私は寝ていたが、音が漏れ聞こえてきた。驚いたことに、アメリカとの本戦は1対1の同点。延長戦も1対1で決着がつかず、PK戦を日本が制して、優勝した。延長戦の澤選手のゴールは神がかり的ともいえる美技だった。

朝食時間もナデシコジャパンの優勝で持ちきりだった。さすがに7人の朝食はワイワイガヤガヤご賑やかだ。
山に登っているときには、申し分のない快晴だったが、一転して、大型の台風6号が西日本に近づいてきた。既に九州や四国は暴風圏に入ってきているらしい。

山の仲間も、ゆっくりはしていられないということになり、全員で記念写真を撮って、お別れすることになった。

午前中は硫黄岳登山の記録と写真を整理する。
私が硫黄岳に登っている間に、先日アダージョの森にお越しいただいた方から、お礼の宅急便が届いた。中には、心暖まるお礼の手紙と画集「押し花で描く妖精たちの輪舞(ロンド)」、手製のパン「ドイツのシュトーレン」と「ハイジ」、それにコーヒーの3種類の生豆「コロンビア ナリーニョ スプレモ」「ブラジルサントス ジュヌイーヌ ブルボン」「ブルーマウンテンNO1 ウォーレンフォード」が入っていた。3種類のコーヒーを飲み比べるのが楽しみだ。手製のパンとともに、ゆっくり味わわせていただくことにしよう。

 午後になると、空がどんよりとし、風も強まってきてた。登山の疲れもあるので、外での作業はやらず、フルートの練習をする。ほんの1日吹いていないだけなのに、音が濁っていけない。基礎練習とアルテ19課のハイドンをやる。これがなかなかの難物で、依然として、スムーズに音が流れない。最後に「名曲31選」のフォーレシチリアーノを吹いても、どうもテンポとリズムが合わないので、今日の練習はこれで置いておく。

庭と畑の様子を見に行くことにする。テッポウユリやキキョウが咲き始めた。

畑に行くと、ズッキーニやシシトウ、ナスビなどが、ものすごく採れる。わずか1日畑に行かないだけだなのに、作物はすごく成長しているのだ。芽欠きをした芽を挿しておいたトマトの苗が大きくなってきたので、添え木をする。雨がぽつぽつを降り始めたので部屋に戻ることにした。