フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

夏のフルート漬け

2011-07-30 | 趣味

空が曇っているからか、なんとなく涼しい朝を迎えた。庭に出ると、ほとんど散ってしまったが、ムクゲの花が数輪枝についていた。


涼しいのなら、庭の草でも抜けばいいのだが、新聞を読んだり、ネットをしたり、本を読んだりしていると、一番涼しい時が過ぎてしまったので、庭作業は宿題にしておこう。

新潟・福島両県に猛烈な雨が降り、各所で河川が氾濫しているという。今年は、どうして自然災害が続くのであろか。

こんな日はフルートの練習に最適である。ロングトーンをゆっくり時間をかけてやる。肩、腕、指、の力を抜く、過度に力が入っているところはないかチェック、唇で吹くのではなく腹で支える、フルートの支えの安定、音の滑らかなつながり、アンブッシャの安定などなど。それが終われば「毎日の練習」NO7をゆっくりとやる。次は、各調のスケールとアルペジオをテンポ120でやる。音の滑らかさ、テンポの維持、力を抜くことを心がける。その後、アルテ20課NO1、NO2の曲を練習。短前打音の入れ方の練習である。そこまでやると昼になったので練習をひとまず終える。

午後も、フルートの練習再開だ。今度は「名曲31選」から、フォーレ「シチリアーノ」、ビゼー「アルルの女・メヌエット」、ドボルザーク「ユーモレスク」などを練習する。「シチリアーノ」は、独特のリズムと強弱が難しい、「メヌエット」は円滑な音の流れ、テンポ、盛り上がりなど、
「ユーモレスク」、軽さと重さの鮮やかな対比、同じような繰り返しにどのように違いを付けるか、などに気をつける。

それが終わると、バッハ管弦楽組曲第2番「ポロネーズ」「メヌエット」「パディヌリ」を楽しむ。3時過ぎまでやって今日の練習は終了だ。今日は、ほとんどフルート漬の一日だ。

その後、スーパーへ気になっていたフライパンを買いに行く。色々の種類、値段が並んでいるのを見比べてみる。耐久性が一番気になるんで、「テフロン・プラチナ+マーブル加工」と書かれた28センチの深型を買った。マーブルとは、大理石をコーティングしているのか、大理石風にコーティングされているのかよくわからないが、耐摩耗性試験10万回をクリアしたと書かれている。北陸アルミニウムの製品で、内面はフッ素3層加工だ。プロは1枚1000円ほどのものをどんどん使い捨てしている、とも聞くが、家庭ではどうなのだろうか。ま、当面は、焦げ付くことのいら立ちから解放されることになった。その後、おばあちゃんの家へ行き、一緒に夕食を食べることにする。