へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

GDP(国内総生産)が年率で12.7%も下落

2009年02月17日 03時49分17秒 | Weblog
外需依存型社会の日本は、GDPと言う面から見ると欧米諸国に比べて下落幅が大きくなるのは仕方ないことだろう。
外需依存型とは、言い方を変えれば「輸出依存型」と言うことになり、世界的な景気後退局面で需要が落ち込むことによる悪影響が、国内の分ばかりでなく「海外の分も含めたダブルパンチ」となってくるのである。
このように大きな痛手を負った国内の景気を回復させるためには「需要を生むための多額の資金」が必要なのであるが、悲しいかな「多額の負債」を抱えた日本の財政事情を考えれば「到底不可能」と言わざるを得ないのだが、そんな事はお構いなしに自民党と民主党による「政権争奪どたばた劇」が繰り広げられている。
ここで気を付けなくてはいけないのだが、麻生政権は「支持率が10%以下になった」と言う報道も出るくらいひどい状態になっているのだが、その一方で「民主党の支持率も伸びていない」と言うことである。
通常であれば「片方の支持率が下がれば、もう一方の支持率が上がる」のであるが、今の状態は少し異常ではないだろうか?。
総裁候補にしても「麻生、小沢どちらもふさわしくない」と言う意見が半数以上を占めていることからもわかるように、必ずしも「民主党が優位にたっている」とは言えないのである。
麻生内閣の醜態ぶりもひどいのだが、さりとて「麻生内閣の批判ばかりに終始する民主党」にしても似たようなもので「同じ穴の狢」でしかないのである。
「早急な景気回復」を望む声が多いのだが、「100年に一度」とも言われるほどの不況から脱出することは非常に困難なことで、早急な景気回復より「如何にして耐え忍ぶか」と言うことの方が重要だと思うのだが・・・・。
仕事ばかりか住む家まで失った人にとっては「耐え忍ぶ」と言うことなど出来る相談ではないだろうが、「万一に備える」と言うことを忘れた責任も自覚するべきだと思うのだが・・・・。
政府の無策ぶりや、企業の対応を批判したりするばかりで「自らの非を棚に上げる」と言う「他力本願(依存・身勝手)型な生き方」をする人が増えているようで、困ったものである。
今私が暢気?にこのようなことを書いていられるのも「将来に備えた蓄え」が有るからで、これを蓄えるためにどれだけの苦労をしたか考えて欲しいものである。
「苦あれば楽あり」「若い時の苦労は買ってでもしろ」「備えあれば憂いなし」、これが私の基本的な考え方である。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 嵐を呼ぶ男 | トップ | 口臭に悩む男 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事