へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

何とも ノーテンキ な日本社会である

2011年08月07日 03時41分53秒 | Weblog
8月6日の朝日新聞に載っていた「社会風刺の一コマ漫画」なのだが、何とも今の日本を象徴するようで笑ってしまう。

8月6日と言えば、広島への原爆投下から66年も経つのだが、3月11日に起きた福島原発の事故があったにもかかわらず、国会の内部ではこのような低レベルの争いで終始いている。

放射線であれば低レベルのほうが良いのだが、一国の将来を担う国会がこのような低レベルの争いをしているのだ。

しかし・・・・・。

このような状況を招いた張本人はいったい誰なのであろうか。

アメリカでも似たようなことをやっている。

それは、国が借金出来る上限を引き上げる法案をめぐっての争いでしかなく、それに付きまとう根本の問題が「次の選挙」であリ、この漫画で描かれていることもまた然りなのである。

日頃耳にする「民意が政治に反映されていない」と言う言葉はある意味?では正しいのだが、私から見れば「政治が民意の影響で右往左往している」としか見えないのだ。

つまり、いつも言うことと同じことで「政治の腐敗は民意の腐敗」でしかないのだ。

この漫画で見るように、「こども手当」と「児童手当」をめぐって、こども(児童)同士が争っている姿を見ても殆どの人は何も感じないのであろう。

「こども」と「児童」。

いったい何処に違いがあるのだろう・・・・。

其処にあるのは「各党の思惑の違い」でしかなく、更にその先にあるものは「選挙対策用の面子」でしかないのだ。

選挙対策用としてしか用をなさない「こども手当」と「児童手当」。

平和ボケをした日本を象徴するような出来事ではないだろうか。

コメント (2)
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