へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

大分サボってしまった

2008年07月29日 04時02分34秒 | Weblog
「花便り」のほうに力を入れているせいか、何となくこちらのブログを書く気になりにくくなっている。
こちらの辛口の文章に対して、「花便り」の方は正反対に近いと言ってもよいため、気持ちの切り替えが上手く行かない。
何度か書こうと思いながら、途中で文章が思いつかなくなり途中でやめた事もある。
さて、久しぶりに書こうと思い立ったのは、NHKの朝ドラ「瞳」の中で、瞳が言ったせりふの中に気になる部分があったからである。
そのせりふとは、「ダンスは楽しいから・・・・」と言う部分である。
意地の悪い言い方をすれば、「楽しい事はするが、楽しくない事はしない」と言っているのと同じ事ではないだろうか・・・・。
このような考え方が、「やりたい仕事が見つからない」「何をすればよいのかわから無い」「一度の失敗で挫折をする」と言う事になるのではないだろうか・・・・。
「古い考えだ!」と言う方もいると思うのだが、一部に例外はあるのだが、本来、「仕事と言う物はけして楽しい物ではない」と私は考えている。
「種の多様性」と言うことが言われているのだが、仕事にも多様性が必要で、楽しい仕事にばかり人が集まっては社会が成り立たない。
「駕籠に乗る人、担ぐ人、そのまた草鞋を作る人」と言うように、それぞれがバランスよくいなければ混乱してしまう事は言うまでも無いだろう。
「勝ち組」「負け組」などと言う言葉も私は嫌いである。
「差別」「格差」と言うものが問題になっているが、「勝ち組」「負け組」と言う言葉は、立派な「差別」と言えるだろう。
「負け組」がいるから「勝ち組」と言うものが存在できるので、「負け組」がいなければ「勝ち組」も存在出来ないのである。
「百獣の王」と言われるライオンでさえ、エサとなる草食動物がいるから生きてゆけるので、エサとなる草食動物がいなければ「飢えて死ぬ」以外に道はない、「哀れな存在」なのである。
「ダンスは楽しい」、単純に考えれば確かにそうなのだが・・・・、その言葉だけでかたずけてよいものだろうか?。
「苦あれば楽あり、楽あれば苦あり」と言うように、人生は楽しいことばかりではない。
「楽しい事ばかりではない」と言うより「辛い事の方がはるかに多く、楽しい事など極僅か」と言うべきではないだろうか・・・・。
「若い時の苦労は買ってでもしろ」と言うように、若い時の苦労が後になって役に立つと思うのだが・・・・。
これは私の「経験則」でもあるのだが・・・・。
コメント (2)
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