陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

烏川  つかの間のテンカラ釣行

2010-04-26 20:46:00 | 釣行記 烏川編
今日は、病院に行かねばなりませんでした。
その為、仕事の休みを今日にずらして、
病院に行くまでの僅かに空いた時間を、烏川への1時間程の釣行に充てました。

今日は餌釣りの道具は封印、本当に久しぶりのテンカラ釣行です。
どのくらい久しぶりかと言うと、17~18年振りかな?と思います。
遠い過去の話ですね、最後にテンカラ竿を振ったのは・・・。


このフライ(毛ばり)も、その頃に巻いたやつです。
古いから、ちょっと振ったらボロボロになるかと思いましたが大丈夫でした。
両方とも、たしかTMC101のフライフックだったはずです。
奥は、10番の針に巻いた、大きなハックルドカディス。
手前は、14番かな?ピーコックボディにグリズリーのハックルを巻いたパラシュート。
ドライフライを使用したテンカラ釣り。
いわゆる、ドラカラですね。
フロータントを持っていかなかったので、一匹釣る度にウエットフライになってしまいましたが。


こんな渓相の場所を、少しだけ歩いてみました。

岸には樹木や葦、また対岸の崖からも樹木が覆いかぶさっているようなポイントばかり。
おまけに頭の上にまであるので、かなり気を遣います。
サイドキャストやバックハンドキャストを駆使しないと、毛ばりを飛ばすこともままなりません。


ライズは多かったですよ。
パチャッと出たりモヤァ~と出たり、あちらこちらで盛んにライズしていました。
そして一発目、フライの下から8寸の上はあるかなと思う黒い影が浮かび上がってきて、
パチャっと飛び付きました。
久しぶりなんで、上手く合わせられず、残念ながら空振り。
こいつは2回ほど出てきましたが、針掛りさせられず、その後出てこなくなってしまいました。
この魚が、今日の一番大きな魚だったので、惜しいことをしましたね。
久しぶりのテンカラなので、体の反応が遅かったようです。
あるいは、スレていて口を使わず尾びれで叩いているだけだったのかも?

その後、勘を取り戻して3匹、4匹と針掛りさせることが出来ました。
それでも、実際にフライに出た数は3倍くらいあったから、下手糞ですねぇ。




しかし、最大サイズでも17~18センチといったところ。
釣果として数えるような大きさは出ませんでした。
一枚だけ写真を撮らせてもらって、全て流れに帰ってもらいました。

サイズはともかく、ひさしぶりのテンカラ釣行は楽しいものだった。
実は、先週から車に積んであったんです、テンカラタックル一式を。
大物にばかり目の色を変える釣りばかりでなく、
時には余裕を持って、こうした釣りを偶には楽しもうかな、また。
もちろん、大物が釣れてくれるに越したことはないが。

何よりも、軽装備で済むのがいい(但し、足元や服装はしっかりと)。
竿だって、数千円の安い物でも充分だし、
毛ばり巻くにしたって、大量のマテリアルを揃える必要もない。
これは安上がりですよ。
一度揃えてしまえば、何年間も釣り具屋に行かなくていいかも?
それに、フライロッドで釣るよりも格段に楽しい。
(思い切り合わせて、有無を云わせずブッコ抜きという人も多いですが)
フライロッドは、僕にとっては2番の竿でもオーバータックルなんですよね。
30センチくらいまでの渓流魚では。

難点は、テンポよく釣り歩く必要がある為、
どうしてもある程度の距離を歩かなければならないことかな。
まあこれは、普通の健康体の人ならば何ら問題ありませんね。
僕は正直、足が効かないので非常に辛い問題です。
今日も500mほど釣り歩いただけなのに、帰り道は足が動かなくなること数度。
今度は、もう少し開けた渓流で足場の良い所で、またチャレンジしてみようかと思っていますが。

はぁ~、それにしても。
酷い血尿が・・・。
尿管の結石は落ちが悪く、粉砕することになりそうです。


竿    3.6m
道糸   フロロ4号レベルライン 4m
リーダー ナイロン0.8号 1.5m
毛ばり各種

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