陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

感動ズバ!

2006-06-24 00:45:36 | Weblog
最近TVを見る時間が多く(なんかそれも寂しい)、
TVや新聞などから話題を拾っていることが多くて恥ずかしいのだが、
今日は感動ズバ!という番組を見ました。

実は途中、辛くて見れなくなってしまって、見ていない部分もあるのですが。

「拡張型心筋症」という病気で6ヶ月の余命宣告をされた、
現在7歳の友輝君という少年の闘病を追跡していました。
心臓に負担が掛かる為、立ち上がる事も許されない状況の中でも、
明るく健気に頑張っていました。

生き延びる方法は臓器移植だけ。
だが日本では15歳以下の子供には臓器移植が許されていない。
これは世界でも日本だけだそうですが、
これにも臓器売買の問題、ドナーの脳死問題と色々な問題があるからだそうです。
だから外国に行って手術を受けなければならない現状。
その為には6000万の費用がかかるそうです。

最初は街頭募金でお金を集めていたがなかなか集まらず、
それを知ったロッテマリーンズのバレンタイン監督、選手達が立ち上がり
募金を呼びかけた結果、無事にお金もでき、アメリカに旅立つことができました。
しかしこの時点ですでに余命6ヶ月の宣言から数ヶ月経過、予断を許しません。

アメリカに渡って1ヶ月、ようやく合う心臓が見つかり手術を受ける事になりますが、
その間の、お母さんの気持ちも日記で綴られていました。
「ドナーを待つということは、人の死を待つということ。
ドナーの家族は自分より辛い思いをして心臓を提供しているのではないか?
でも自分の子供は助かって欲しい。」

複雑な気持ちだったでしょう。

手術は無事成功。
術後、目を覚ました時に母親の顔を見て友輝君が涙を流した姿が印象的でした。
幼心に死の恐怖を実感して必死で闘っていたのでしょうね。
そんな友輝君も現在リハビリ中、走り回れるほどに回復しました。
合併症など起こす事なくこれからも、もっともっと元気になってほしいものです。

ですが問題は彼一人だけの事ではありません。
日本で心臓移植が必要とされる子供たちが年間50人余、
そのうちの30数人が命を無くすそうです。

国は何もしてくれないのでしょうか?
ようやく、臓器移植法の改正案が二つだけ提出されたそうですが・・・。

僕に仮に子供がいたとして、子供がそのような状態だったら、
一体何ができるのだろうか・・・?

話しは変わりますが、
パリーグに興味の無かった僕も、今回の話を聞き少しだけ?ロッテのファンになりました。
昔からの巨人ファンではありますが、最近は野球放送も見ていません。
覇気の感じられない選手達、
原監督もいつまで先日の李選手のホームランの誤審問題を言い続けているのでしょうか。
毎日毎日、いい加減にしろよ。そう言いたくなります。
1試合、1試合が大事な事は充分に分かりますけどね。

それから、日本の拝金主義の象徴である、
堀江某、村上某も(全然、某になってませんね)
ビル・ゲイツのように慈善事業にお金を回す気でも持ってくれたら・・・。











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