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シーズン中ですが、7月は気力が出ずに家でグッタリとして過ごす日が多かったです。
そんな日は、タモの補修や塗装などを行っていました。
まあちょっと、手付かずだったせいもありますが。
右側のタモですが、完成品として使っていた物を頂いたのですが(前記済み)。
枠に修正を加え、鹿角を付け、透明を10回ほど塗りリメイク完了としていた物です。
ですが、やはりひび割れ部分が隠せなかったり、塗料の乗りが悪かったりで、
そのまま網を付けてしまうには、今一気の乗らない部分がありました。
そこでまた、色を塗り替える事にしました。
木目を生かせなくなってしまうが、この際、濃い色で塗ってしまうかと、
カシューのこげ茶を10回ほど塗って、コンパウンドで磨いたところまで来ました。
こうして見ると、自然の木目は無いが、これはこれで非常に良い色が出ました。
結構、いいでしょう?
使い込んでいけば、色にも深みが増していくでしょう。
籐でアクセントを付け、後はこの上に、クリアーを塗り重ねていきます。
籐の段差が埋まるまで工程を重ねていきますので、まだ結構先は長いですが、
完成が近づいてきました。
この枠を貰った人に、生まれ変わった姿を早く見せねばなりません。
でも、夏場の塗装はなるべくなら止めておいたほうが無難ですね。
乾燥が早過ぎて(表面だけ)、気泡が出来たりシワが出来たりと、苦労しました。
カシューと言えども、やはり冬場に塗り、
湿気のある風呂場などでジックリと乾燥させたほうが綺麗に仕上がります。
さて、この段階まできたので、装着する網を購入しました。
2ミリ目の30センチ径で5000円。ついでに、仕付け糸までオマケだぁ。
行きつけの釣具店で無理を言って(駄々をこねてかな?)、安くしてもらいました。
30センチ径、2ミリ目だと、普通は1万円前後の品物ですから、お買い得でしたねぇ。
1万円じゃぁ、ちょっと買うのを考えてしまった。
いや、買えないです。
左のタモは、今年の完成後、かなり活躍してくれてます。
ですが、腰に差したまま何回も転倒した結果、
鹿角と柄の装着面を、バキリとやってしまいました。
こちらも現在、補修中です。
こういった、天然木で手作りしたタモは、市販のステンレスやチタンを使ったタモのように、
メンテナンスフリーとはいきません。
ですが、こうやって手を掛け使っていくと、非常に愛着が湧いてくるものです。
あぁ、でも、冬場にやることが無くなってしまったかな?
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