まだまだ塗装工程最中なのですが、突貫工事的な進め方で、ここまで来ました。
右手だけだと震えてピンボケ、ピンボケなんですが、現在でもピカピカの鏡面状態になっているのは分かると思います。
気温が高く、塗装には難しい状態だったのですが、15回位の塗りと、何度かの水研ぎをしました。。
塗りを重ねられたのは、乾燥が早かったせいもあるんですけどね。
上のタモは、こげ茶だったのですが、2シーズン使って傷も酷く、色のくすみ(こげ茶特有の)も出ていました。
なので、一度綺麗にペーパー掛けをして籐と塗装を落とし、カシューの黒を塗り、新たに籐を巻きました。
これは、気楽に川虫採りなどにも使いたいですからねぇ。
木目を生かして、透明系統の塗料だけで綺麗に塗ってしまうと、勿体無くて使うのに気を使ってしまいますので。
黒と言っても下地もあるので、光にかざすと深~い赤ワインのような色にも感じて、良い感じです。
後は、クリアーを何回か塗って、籐の部分をペーパー掛けして更にクリアーを掛けて、といった感じでしょうか。
これは個人的な好みなんですが、最終的にはペーパー掛けをした上に艶消しのコンパウンドを掛けて終了となるでしょう。
クリアーのテカテカした感じは好きになれませんので。
さてさて、下のタモ。
実は難儀しちゃってます。
これ、実はカシューではなくて、工芸ウルシを使ったんですけどねぇ。
乾きが早くて、一日に2回も3回も塗れるんですが、粘度が無くて刷毛塗りには向かないんですよね(なので、拭き漆法で)。
それに、何回塗り重ねても色合いが気に入らないし、色を着けて行く段階で、柄の節の処理の仕方が気に入らず、また削り直しちゃったんですが・・・。
色的には、材質によっては良い感じになるんですけどね。
枠の色は良い感じなので、結局このまま何度か、柄の部分だけ塗り重ねて行く事になるのかなぁ?
その時点で考えますが、一番やってはいけない「妥協」をしちゃったかな?とも・・・。
と、言うか、「やっぱりカシューだったな」と痛感していますが(カシューの淡透、遠くのホームセンターに行かないと無いんですよねぇ)。
1シーズン2シーズン使ったら、また考えようかな(考えればいいやっ)?と思っています。
枠の部分は左右非対称だけど、何点かの見る角度によって、綺麗な円に見える所が何箇所もあるので、それはそれで良しです。
これは、枠の部分は綺麗な真円にしない方が、手に持った時に真円に見えるのと同じ作用かな?
仕上がりには疑問符が付きますが、どんな物になりますやら・・・。
あんまり、大した釣りにも行けないので、こんな事で憂さ晴らしをしている今日この頃です。
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