本題へ入る前に、今日の症状を記しておこう。
首から肩の張りが酷い、両腕の痛み、痺れが酷い、
目・・・眼圧が高いというのか何と言うのか・・・
耳の奥が・・・遠くなるような・・・
そんな訳で、一日の大半を横になって過ごす。
食事の間、座っているのも辛い。
おそらく、昨夜の低気圧の通過と冷え込みのせいだろう。
さて、病院の治療予約も取れ、希望への第一歩が踏み出せたのだが、
そこへ新たな問題が生じることとなる。
一昨年の事だ。
それは、仕事・・・
度重なる入院、通院のせいでかなりの期間
仕事に穴を開ける様になってくると、親方から色々と言われる様になった。
漁師の仕事は、それぞれ持ち場が決まっていて一人が仕事を休めば
他の人間の負担が増えてくる。だから病気で、あてにならない人間
ならば辞めさせて、新しい人間を雇いたいのだ。
遠まわしにだが、「もう仕事無理だよね」「親は帰って来いって言わないの」
等々、厭味タラタラ・・・
まあ、中小企業ならばどこも同じであろうが・・・
漁師の給料は殆どの船が歩合制だ。ある程度の基本給はあるが。
幸か不幸か、僕の乗っていた船は常に漁が無かった。
仕事は他の船と同じ事をやっていても漁のある船と比較すると
年間、数百万もの給料の差になってくる。
だから、漁のある船の親方ならば、それこそ神様扱いだが、
そうでなければ乞食扱いも同様。それが普通の厳しい世界だ。
今度の入院は1~2週間。だが、退院後の安静期間が力仕事であれば
2~3ヶ月は必要と言われていた。
それを話した時点で親方は新しい乗組員を探していたようだ。
僕はそれを薄々と感じてはいたのだが・・・
だが、狭い田舎の事、誰もが漁の無い事を知っている。
乗ろうとする人間はいなかったようだ。
こっちだって今まで一生懸命やっているのに、安い給料で
我慢してきているのだ。半分開き直って、半分喧嘩腰で親方を黙らせた。
仕事仲間には随分と迷惑を掛ける事になるが、
もうそんな事も気にはしていられなかった。
仕事は結局、後々辞める事になるのだが・・・
そんな紆余曲折がありながら、4ヶ月後
九州地方の、とある病院へ向かう事となった。
首から肩の張りが酷い、両腕の痛み、痺れが酷い、
目・・・眼圧が高いというのか何と言うのか・・・
耳の奥が・・・遠くなるような・・・
そんな訳で、一日の大半を横になって過ごす。
食事の間、座っているのも辛い。
おそらく、昨夜の低気圧の通過と冷え込みのせいだろう。
さて、病院の治療予約も取れ、希望への第一歩が踏み出せたのだが、
そこへ新たな問題が生じることとなる。
一昨年の事だ。
それは、仕事・・・
度重なる入院、通院のせいでかなりの期間
仕事に穴を開ける様になってくると、親方から色々と言われる様になった。
漁師の仕事は、それぞれ持ち場が決まっていて一人が仕事を休めば
他の人間の負担が増えてくる。だから病気で、あてにならない人間
ならば辞めさせて、新しい人間を雇いたいのだ。
遠まわしにだが、「もう仕事無理だよね」「親は帰って来いって言わないの」
等々、厭味タラタラ・・・
まあ、中小企業ならばどこも同じであろうが・・・
漁師の給料は殆どの船が歩合制だ。ある程度の基本給はあるが。
幸か不幸か、僕の乗っていた船は常に漁が無かった。
仕事は他の船と同じ事をやっていても漁のある船と比較すると
年間、数百万もの給料の差になってくる。
だから、漁のある船の親方ならば、それこそ神様扱いだが、
そうでなければ乞食扱いも同様。それが普通の厳しい世界だ。
今度の入院は1~2週間。だが、退院後の安静期間が力仕事であれば
2~3ヶ月は必要と言われていた。
それを話した時点で親方は新しい乗組員を探していたようだ。
僕はそれを薄々と感じてはいたのだが・・・
だが、狭い田舎の事、誰もが漁の無い事を知っている。
乗ろうとする人間はいなかったようだ。
こっちだって今まで一生懸命やっているのに、安い給料で
我慢してきているのだ。半分開き直って、半分喧嘩腰で親方を黙らせた。
仕事仲間には随分と迷惑を掛ける事になるが、
もうそんな事も気にはしていられなかった。
仕事は結局、後々辞める事になるのだが・・・
そんな紆余曲折がありながら、4ヶ月後
九州地方の、とある病院へ向かう事となった。