久しぶりのビジネス書(というかノウハウ本)。
「必ず成功するための72のセオリー」という副題がついていますが、そのうち1/3は自分自身で実践していること、1/3は意識はしていたが文章化できていなかったこと(「そんなこと当たり前じゃん」というのも含めて)、1/3はなるほど、という感じでした。
著者曰く
「サイエンス」とは「混沌とした状況の中から、その混沌を支配している法則やルールを見つけ出すこと」だと私は理解しています。
野中郁次郎風に言えば「暗黙知」を「形式知」にというところかもしれません。
確かに、「営業は人間関係だ」とか「営業は気合だ!」という掛け声で、皆が通じ合っている時代がありました。(中略)事実そうした考え方でも売れていた時代があったのです。それで売れたものですから、禅問答まがいのあいまいな“ノウハウ”がまかり通っていたのです。
確かに昔はそうでした(笑)
そして今でも「禅問答」は悪い上司の常套句でもあります(苦笑)
そういう意味ではオジサン的にとっても部下を指導する時の「切り口」を用意してくれている本としてけっこう使えるのではないかと思います。
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