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一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

イベリコ豚

2006-10-19 | 飲んだり食べたり
鳥インフルエンザが話題になる前、BSEに加えて豚肉も豚コレラとか口蹄疫が発生し、安心して食べられるのは鶏肉だけ、という頃、街中に「地鶏」をメニューにする店があふれたことがあります。

そんなにいきなり地鶏って増えるものなのだろうか、そもそも定義も曖昧だよね、ひょっとして北朝鮮で稚貝を買って千葉県で東京湾に数週間つけて育てた「国産シジミ」のようにブロイラーを出荷前に数日間屋外で運動させただけなんじゃないか、などと思ったものです。


その頃の「地鶏」同様最近目に付くのが「イベリコ豚」。
スペイン風バルとかイタリアン・フレンチの店で生ハム(「ハモン・イベリコ」というらしい。)が出るのはさておき、居酒屋ののぼりでも「イベリコ豚入荷!」などとやっていますね。
今度はイベリコ豚がどこからか大量発生しているのでしょうか。

と思っていたところ、
今週号の「AERA」に「イベリコ豚はなぜ大量に出回るの」という記事があるのを見つけ、久しぶりに購入。

AERAによると、
 
「イベリコ豚」はスペイン西部地方だけに生息する「イベリア種」という黒豚で、現在生産が年間40~60万頭に限られている(子供の数が少ない)希少種のことを言います。

そのイベリア種の豚を樫の森でドングリを食べさせながら放牧するのですが、飼料の内容によってランク付けされています。

ベジョータ
ドングリだけで育った最高ランク。
イベリコ豚全体の1割しかなく、しかもドングリの育ち具合によって出荷頭数が大きく変動する。
主に「ハモン・イベリコ」用(ちなみにハモン・イベリコはスペインの生ハムのわずか3~4%)。
また、「ハモン・イベリコ」は法律でイベリコ豚の血統が50%以上なければならない、と定められています(EUの定めるDOP(保護原産地)表示においては75%以上が求められています。)。
さらに「ツメの色が黒くなければならない」という決まりがあり、偽装を防ぐために黒い蹄つきで出荷されています。
レストランでもオープンキッチンで蹄つきのまま台に乗せて切り分けていれば本物ということです。

レセボ
ドングリだけでは規定の体重に達しなかったために、不足分を通常の穀物飼料で補給したもの。

ピエンソ
穀物飼料だけで育てられたもの。
脂肪分が多すぎないので生肉の調理用に使われる。
つまり、生肉で入ってとんかつやしゃぶしゃぶに使われているイベリコ豚は、ほとんどが「ピエンゾ」のようです。


こちらのサイトによれば、イベリコ豚は「脂肪を筋肉組織内に浸透される能力に長けている」そうです。つまり飼料により脂肪の質が違ってくるので、このような飼料による等級分けがされるのですね。


つまり、「ハモン・イベリコ」以外の調理用のイベリコ豚は「ピエンゾ」がほとんどで、要するにそれはスペイン原産種の黒豚=「薩摩黒豚」と同じ程度のありがたみ、と考えればよさそうです。
 

2005年はスペインからの豚肉・豚肉製品の輸入は2004年に比べて倍増したということです。
もともと希少種なので「日本のせいで入手困難になった」などと言われないようにしたいですね(東シナ海の魚は中国の需要増のせいで高騰しているわけで「金に物を言わせて何が悪い?」という開き直りもありますが、ここは大人の態度を示したいものです。)。


<おまけ1>

イベリコ豚の等級も過去の経験が反映すると言う点では「40歳をすぎたら男は自分の顔に責任を持て」(※)というのと共通するものがありますね。

「威張り子豚」のようにはなりたくないものです。


<おまけ2>

ペディキュアの女性を見たら、黒い蹄の色と食事内容が脂肪に出やすいという話とあわせてネタにしてしまいそうですが、これってセクハラですよね・・・
(秋になっていてよかったw)



(※)これ、誰の言葉だろう、とちょっと調べたら、Abraham Lincolnの

   "After forty, you get the face you deserve."

というのが元になっているようです。

こちらの言い方のほうが「品性が顔に出るんだよ」というようなストレートな感じで厳しいですね。
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神楽坂「馳走 紺屋」

2006-08-29 | 飲んだり食べたり
今日は久しぶりに神楽坂。

お店は馳走紺屋

場所も神楽坂から仲通りにはいって更に一本折れたところ。
表の喧騒からは離れ、家並みにもなかなか風情があります。



(家並みはさておき迷いたくなければ、あずさ監査法人の向かいから入ればすぐです)


築50年の割烹旅館を改装した建物で、2階が個室、1階がカウンターと座敷。
ここ数年神楽坂ではこういう昔の情緒を生かしたお店が増えましたね。

3人だったので個室も3畳くらいのコンパクトな部屋でしたが、それも一興かと



話が盛り上がってしまい、料理は美味しかったのですがそれほど強烈な印象は残りませんでした、ごめんなさい。
でも、コースの最後に追加で勧められた干物は美味しかったな。


ただ、雰囲気という意味では、玄関先でせっかく店員さんが和服で迎えてくれるんだから、予約を告げたときにクリップボードで確認などせずに、名前くらい覚えていて応対してほしかったのと、帰り際に部屋を名乗って靴を出してもらうならちょいとしゃれた下足札があったほうが気が利いているのでは、と思いました(オヤジはうるさいねぇw)。



今日は精神科医と弁護士と私、という組み合わせ。


精神科医は人間ドックに行って不整脈が出て、内科医に「ストレスですね」などと精神科医のようなことを言われてちょっと落ち込み気味。

最近は、「訴訟に有利だと弁護士に言われたので診断書ください」という患者、とか「前の先生はこのクスリくれてたんですよね」という向精神薬の処方箋目当ての患者とか、インターネットなどでやたら詳しくなってあたかも自己診断のセカンドオピニオンを聞きに来るような患者とか、わがままな人が増えたらしい。
でも、診断書にしろ処方箋にしろ「病気」という診断をする以上は治療(クスリ目当ての人には他の処方など)が必要なわけですが、そういう人は次回の予約をとっても現れないことが多いそうです。

先のドックの例も含めて、どうも世の中は精神科の診断は精神科医以外がするようになったのではないか、とぼやいてました。


弁護士氏は、入院中で意識不明の身寄りのない老人の成年後見人(法定)を別の弁護士が辞任した後引き継いでいて、医師から終末医療の判断を迫られて困っている(財産もほとんど残っていないとか)。
世渡りとしては前の弁護士のように「正当な事由」をでっちあげて辞任するのがいいのかもしれないが・・・


いいトシになると、自分の人生にも垢がたまってくるし、世間の垢すりのような仕事もする役回りになる、ということでしょうか。


そのほか、ロースクールの話(試験制度と社会人の転進の話、旧試験受験者との違いの話、患者としての話)、グリーンシート銘柄の胡散臭さの話、摂食障害とリストカットの話、マスオさんに適した性格の話、確定申告で認められる経費率の話、仕事熱心な「女王様」の話など(詳細はオフレコ)で盛り上がりました。
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キムチ心太

2006-08-13 | 飲んだり食べたり
心太(ところてん)をもらいました。

太いままのものがパックになっていて、付属の突き棒でニョロっと押し出すタイプです。
イメージ図

タレに黒酢とマスタードがついていたので、冷麺に見立ててキムチをまぜて食してみました。

けっこう美味でした。

涼しい食感、ピリッとした辛さのうえにお腹にもたまらないので夏の昼下がりなどにおすすめです。
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最後は焼肉

2006-04-08 | 飲んだり食べたり
昨日4連投の最後を締めたのが焼肉。正泰苑(芝大門店)に行きました。
銀座店には以前行ったことがあるのですが、価格的にはこちらのほうがお得。
本店は町屋なので、そこはもっと安いのかな?


だいたい夜が埋っているときに限って突発事件が起きたりするもので、最後までバタバタ。店に駆け込む直前の打合せでようやく方向性が見えた(といっても、血の池地獄と油地獄のどっちを選ぶか、というような楽しくない選択だったのですがw)のをいいことに今週の事は忘れて大盛り上がりしてしまいました。
(当然写真などは撮るヒマなしw)

セットした奴の話だと、ここは最初は肉の卸問屋の社長に連れてきてもらったとのこと。なら味だけでなく安全も保障つきだろうと、危険部位のことなど気にせずに、レバ刺、塩ハラミ、ロースタレ(生でも食べられる!)、コテコテホルモン(そういえば来週人間ドックだったことを思い出させるくらいの脂w)、テグタン(むちゃくちゃ辛い)など沢山いただきました。

ところで、その肉問屋さん。本社ビルの竣工パーティーの時には、1階に冷蔵車を横付けにしてビルの屋上で大焼肉パーティーだったそうです。
参加したかった・・・

このお店は人気店なので、かなり前でないと予約は難しいとか。
それでも行く価値ありだと思います。


ということで、今日は昼過ぎまで寝てました。
久しぶりに靴磨いたり包丁砥いだリと、地味な事でもして1日のんびりと気分転換しようと思います。

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光麺六本木店

2006-02-07 | 飲んだり食べたり
今日(あ、もう昨日ですね)は六本木で昼飯どきになったのですが、フレンチだイタリアンだと高いランチを食べるような面子でもなく、寒空の下体が温まるラーメンにしようということに。

一蘭という意見もあったのですが、病み上がりの身としてはトンコツとウンチクに対抗する気力・体力に自信がないということで拒否権を行使し、(昼は大盛・味玉・半ライスetcから1つサービス、という謳い文句にもつられ)向かいの「光麺」六本木店へ。


最近あまり流行りのラーメン店に関心を払っていなかったのですが、光麺というのは池袋の激戦区を生き残った(勝ち抜いた?)有名店だそうです。
六本木店は最近のオープンとか。

店は黒を基調にした内装。カウンターの向かいに小さな液晶モニターがあったりします。ただメニューやPOPがコテコテなのがちょっと不釣合い。


とりあえず要領をえなかったのでお勧めの「全部のせ」を注文。
玉子・チャーシュー(炙ってある)・ノリ・メンマ・揚げニンニク・炒め葱・ちんげん菜・角煮で構成されています。


写真では具がはみ出しているように見えるかもしれませんが、なぜか具だけが皿に盛ってあって、皿の下にドンブリに麺とスープが入っています。

つまり
 つけ麺=(スープ+具)+麺
に対して、
 全部のせ=具+(スープ+麺)
というわけです。
※ちなみに別にある「つけ麺全部のせ」は、具+麺+スープでした。
 店主は順列組合わせが好きなのでしょうか?

せっかく別盛だったのですが、明太子とか紅しょうがなど入れると全体の味が変わってしまいそうなものがないので、いきなり全部投入して食べます。

スープは醤油味でさっぱりしたもの。ちょっとさっぱりしすぎかな、というくらいです。
具も揚げニンニクがアクセントになる以外はあまり個性を主張せず、まとまった感じでした。

これだと、ぜひもう一度という感じではないな、と思いながら帰ってきてググッてみたところ、トンコツスープの「熟成光麺」がお勧めだったらしい・・・

今度機会があれば再チャレンジしてみます。



しかしこの店のHP何だかなぁ・・・
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夜景代

2005-12-21 | 飲んだり食べたり
今日は最後から2番目の忘年会。

銀座の和光を見下ろすビルのイタリアン。



2層吹き抜けのガラス窓からの夜景はきれいでした。

料理は量は少な目でしたが味はまあ普通。
ワインはそんなに高くもなく、全体に値段もお手ごろ。

ただサービスが「気が利かない」「説明がきちんとできない」「タイムリーでない」とかなり問題でした。

場所柄家賃が高いので、人件費を節約したか、席数を増やして詰め込みすぎたかでしょう。
ちょっと残念でした。
なので店名は省略。

まあ、夜景を楽しんで話の種に、という店と割りきれば一度くらいは行く価値はあるかな、とは思います。
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今回は美味しい中華

2005-11-19 | 飲んだり食べたり
昨日は赤坂璃宮銀座店で会食

(今週は飲んでばっかり・・・)

店の入っている交詢ビル交詢社の古い建物を建て替えたもの。ファサードとエントランスに昔の建物の一部を保存しています。

ところで先週ぐらいからどこもかしこもクリスマスの飾り付けがはじまってますが、銀座の中央通りは、歩道脇の植栽がいつのまにかもみの木に植え替えられ、電飾がなされているのにはびっくりしました。

また、わき道もそれぞれの商店街が競うようにイルミネーションの飾り付けをしています。

景気が上向いてきたためか、かなりの気合の入れようです。


璃宮に話をもどすと、数年前に赤坂の本店に行ったときは、まあ値段なり、という特に好印象もなかったのですが、今回はなかなか満足でした。

中華料理にありがちなこれみよがしのケレンがなく、細かいところに工夫がしてある上品な料理が多かったです。

「上海蟹肉入りふかひれスープ」は、寒かった昨日にはうれしかったですね。
また、北京ダックは一昨日の口直しになりました(単価が全然違うので一緒にしては気の毒ではありますが)

特に庶民派の僕が気に入ったのは「塩干し魚とレタスのチャーハン」で、これはみじん切りに下具材の食感とほんのりした塩味が出色の出来だと思います。

メニューにあったので白酒(パイチュウ)を早速頼み、皆をいい感じに酔っ払わせてしまいました。
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猫にマタタビ、豚にトリュフ。猫に小判、豚に?

2005-11-17 | 飲んだり食べたり
今日は南青山でイタリアンをご馳走になりました。

イタリア語・文化教室などを企画している会社が経営母体のレストラン(中目黒の「トラットリア・ピッツェリア・サルヴァトーレ」も同系列)で、ワインも料理もサービスも非常に上質でした。

料理のメニューも白トリュフつくしという、なかなか贅沢なものでした。
トリュフといえば料理におしるし程度に乗っかっているパサパサのやつがせいぜいの我が身としては、専用のおろしがね(これがかっこいいデザイン)で固まりからサクッサクッと薄切りにしてたんまりと料理に載せていただけるのは、それだけで目の保養にもなりますし、香りも全然違います。


ただ、感動的ではあったのですが、僕自身は正直言ってトリュフの香り自体はまだ今ひとつ好きになれないですねぇ
今回は香りが強かった分「こういう息の臭い人っているよな」というイメージが浮かんでしまって・・・
香りの性格から言えばチーズに通じるところもあるんですが、チーズより控えめな香りが、また妙にリアリティを感じさせちゃうんですね。

今回はそういう余計な想像を働かせた僕自身がいけないんですけど・・・
(トリュフにはまったく罪はないです)


ホヤとかクサヤなどの生臭系は大好きなんですが、田舎者は高級品のありがたみを理解してないので困ったもんだ、という話でした。
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店名どおり「人人人」となるか?(丸の内 東京ビル"TOKIA")

2005-11-16 | 飲んだり食べたり
夕方新幹線で帰る人を送りがてら、東京駅近くで食事でも、ということで、openしたての丸の内の東京ビル(東京三菱銀行の本店とJRの線路の間、東京国際フォーラムの向かいにあります)TOKIAへ。

基本的にはオフィスビルの足回りの飲食店街なのですが、細長い地形の制約を逆手に取った1Fのロビーの吹き抜けとか、B1Fの回遊性をアピールするような演出とか、最近の「オシャレな丸の内」の流れを汲むしつらえになってます。

6時前についたのですが、さすがにopenしたてのためか予約でいっぱいな店が多く、入れたのは1Fの北京料理「人人人」(ren ren ren)

メニューを見ると、北京ダックが売りのようなので、それをメインにオーダー


ところが






前菜が出てきてから







北京ダックはいつまでたっても出てこない




結局出てきたのが一時間後



しかも、既に切り分けてある肉が、パサパサで暖かくもなく、鳥インフルエンザにかかったアヒルのよう。
「自慢の三種類のソース」もぱっとしない。細切りの胡瓜も、昼頃切っていたような水気の抜けたもの。
これが「名物」だと北京の人は怒るんじゃなかろうか。

更に、オーダーの時に「包む皮が足りなくなる事が多いのであらかじめ追加しておきますか?」と言われて追加しておいたら皮だけ余るし・・・(そもそも基本のポーションの設定がおかしいってことだよね)


いちいち気になりだすと、招興酒もhotで頼んでもグラスは200mlくらいの大きなガラスのコップだし(そもそも2本目は暖めてなかった)
ローコスト・オペレーションのせいかフロアに店員が少ないし(オーダーは取れない妙な外人がいるけど)、取り皿なんかは替えてくれない。


とどめが支払いの時に渡したカードが「使えません」だと。
カードリーダーで読み取れない(磁気エラー)なのか、クレジット会社に認証されないのかとたずねると「認証されない」というので、フィッシング詐欺か何かにかかったかと慌ててレジでクレジット会社に問い合わせてもらおうとしたら、単にCAT端末の読み取りエラーで、もう一度やったら大丈夫。
びっくりさせるなよ・・・


ということで、会話は盛り上がったのですが、店自体は残念ながらいい印象はもてませんでした。

帰り際に、「紅虎餃子房」の中島社長がいたので、この店が際コーポレーションの系列だとわかりました。

だとしたら、あまり期待してはいけなかったのですね。


際コーポレーションは何年か前に丸の内に紅虎餃子房を出して以来、三菱地所とはつながりがあるのかも知れませんが、1Fの東京国際フォーラム側の顔を任せるような店ではないような気がします。


入れなかったけど、B1Fの立ち飲みの店の方が良かったかもしれません。
(でもそれなら有楽町のガード下に行くか・・・)
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チョコバナナ餃子

2005-11-10 | 飲んだり食べたり

今日は昔の仕事仲間と、食事。6人中3人が新宿ベースだったので久しぶりに新宿。

二次会は歌舞伎町のおばかな店に(内容省略)

歌舞伎町に足を踏み入れるのは数年ぶりでしたが、警視庁の「歌舞伎町浄化作戦」の効果か、しつこい客引きや路上駐車のベンツなどもなく、かなり普通の盛り場、という雰囲気になっていました。
逆にそのせいか、人出が少ないようにも感じましたが・・・

その後、三軒目にぜひ餃子を食べたいと言い出した奴がいて、餃子の店で餃子+ビールで締め。

既に満腹だったはずが、なかなか美味しく、けっこう箸が進みました。(週末はジムに励まねば)

ここの店は創作餃子が売り物で、メニューを見ると

チョコバナナ餃子

なるものまでありました。

これは試さなかったのですが、店のオヤジの言うには、女性にはデザート感覚でけっこう人気だとか。

考えようによっては「焼きクレープ」ですもんね。
(当然ながら醤油はつけないそうです)


改めて「小麦粉の生地を伸ばして茹でる・焼く・包む」という料理の広がりを認識しましたが、またの機会に・・・

今日はこの辺で

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刈穂 六舟

2005-10-03 | 飲んだり食べたり
久々のお酒シリーズ

今回は刈穂 六舟




秋田の酒蔵
「淡麗辛口」に属するが、さわやかな吟醸香と広がりはあるが妙な後口の残らない旨みのあるなかなか美味しいお酒でした。
食事の共にもよし、ゆっくりと杯を傾けるもよし、の万能選手。
冷やして飲むのがお勧めです。


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ブームはラーメンからカレーへ?

2005-09-16 | 飲んだり食べたり
昨日、昼食のときに、会社の近所で新しいカレー屋がオープンしたのを見つけ、入ってみました。


新規開店となると必ず試してみる方で、中にはハズレもあるのですが、今回は「アタリ」でした

今日のお店はいわゆる「欧風カレー」というやつで、野菜・肉を十分煮込んだドロッとしたルーを、ナンでなくライスでいただくタイプです。
ルーは野菜と肉をじっくり煮込んでして、しかもスパイスがあとからジワーッと効いて来るというなかなか味わいの深いものでした。

贔屓の店が1件増えました


ここ1年くらいなぜか会社の周辺にカレー屋の新規開店が増えたような感じがします。
お店に加え、昼時にワゴン車で弁当を売りに来る人も入れると、10種類以上の違うカレーが食べられるという状態です。
昔からある店もうかうかしていられません



一方、2,3年前にが一気に増えたラーメン屋ですが、最近は新規開店のラーメン屋は少なく、はやらない所がひっそりと閉店したりしています。

昨年からサッポロ発のスープカレーもブレイクし始めてますし、ブームはラーメンからカレーに移りつつあるのでしょうか。


ラーメン屋といえば、昼には美味しい麺を出す贔屓にしていた中華料理屋がしばらく臨時休業していて
心配していたのですが、今日通りかかったら営業を再開していました。

これは吉報です


ということで、昨日はダブルで収穫があった日でした。
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石垣島の美味しいもの

2005-08-06 | 飲んだり食べたり
やはり旅行と言えば、地元の美味しいものめぐりです。

1 八重山そば

石垣島の方では「沖縄そば」と言わずに「八重山そば」といいます。
主な違いは、麺が平らで太い沖縄そばに比べて細くて丸いところ。
出汁は豚骨+カツオで沖縄そばと同じですが、八重山そばの方がややさっぱりしているかんじです(記憶での沖縄そばとの比較なのであいまいですが)

麺は沖縄そば同様全般的にコシ(モチモチ感)がない(九州のトンコツラーメン同様加水率の低い麺のうえに太いからでしょうか)のですが、スープの美味しさとあわせると、何となくまったりして「これはこれでいいか・・・」と思ってしまいます。

でも、どこの店でもレンゲが出てこないのはなぜなんだろう・・・?


2 石垣牛

焼肉金城に行きました。
ここは沖縄サミットで石垣牛を売り込んだお店で、いわば「石垣牛発祥の店」だそうです。直営の牧場があります。

「おすすめ」にあった特上カルビ2000円/100gが絶品でした。
サシの程よく入った肉が、今ブロック(それも冷凍物でなく解体から冷蔵のまま保管された)からおろしましたとばかりに厚めに切られていて、それも正味100g出てきます(あまりに興奮して写真を撮るのを忘れてしまいましたw)

強めの火で周囲を手早く焼いて肉汁を閉じ込めたまま、中心部は軽く火が通ったくらいの半生の状態でいただきます。
このへんは東京の某焼肉店のオヤジの受け売りなのですが、肉の質はそこといい勝負。コストパフォーマンスでは圧勝でした。


3 魚

初日に肉をたらふく食べてしまったので、それ以降は魚料理が自慢の居酒屋を中心に回りました(といいながらソーキ(豚の角煮)とかは置いてあります)

「海人居酒屋 源」でいただいたのが、

カツオの心臓の刺身

(携帯のカメラなので、画像は鮮明でないです)


胡麻油+ニンニク+塩のタレでいただきます。
生臭さは全くなく、「こりこり」と「むちむち」の中間のような食感が独特で美味しいです。

海人(=漁師)さん直営の刺身が自慢のお店なので、カツオ本体(w)の刺身も美味しかったです。


4 その他もろもろ

そのほかのお店でも、イカ墨炒飯、もずくのヒラヤーチ(沖縄風お好み焼き)などなど美味しいものがたくさんありました。
上の写真の奥に見えるのはイカキムチですが、イカやタコも鮮度が高く(基本は茹でずに生でいただく)、刺身でも、和え物にしても唐揚にしても美味しかったです。

それから朝食や昼の定食の付け合せに出てきたゴーヤやパパイヤの漬物も美味しい上になんとなく身体によさそうな感じがして気に入りました。


5 泡盛

「飲み」の方はやはり泡盛。

石垣島では請福(せいふく)八重泉(やえせん)が二大銘柄です。

泡盛はなぜか三合瓶が多く、居酒屋でも飲みきり用によく置いてあります。

八重泉はさっぱりしていて、請福の方がややコクがあります。個人的には請福の方が気に入りました。

お土産にと泡盛専門店に行ったところ、ほかにも石垣島の泡盛は4,5種類あるそうですが、店のおばちゃん曰く、石垣の人は上の2銘柄しか飲まないそうです。
他の小さい蔵のは「内地の人は『美味い、美味い』と喜んで買っていくけど、島の人には全然人気ないさ~。だって、かびくさいでしょ?」ということでした。

試飲したところ、泡盛(米焼酎)としては確かにかなりクセがあります。特に料理とあわせにくそうな感じがしました。

ただ、最近の芋焼酎ブームで「クセがあるほどエライ」という雰囲気があるので(ラーメンで「麺硬め」と頼むと通に見えるのと同じですね)、珍しい(「地元でしか手に入らない」というレアさ)こととあいまって売れるのでしょう。

僕は請福を買って帰りましたが、「クセ系」を買うとしたら、食後酒でグラッパのようにチーズ(それもクセ系)をつまみにするといいかもしれません。
でも、三合瓶で500円ちょっとなので、チーズの方が酒より高くなっちゃいますね。

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暑い日こそカレー、のはずが・・・

2005-07-27 | 飲んだり食べたり
東京都心で最高気温35.6度だったそうですが、日差しは強かったものの、風もあり、湿度も低かったので気温の割には日陰を歩けばまあましだったかな、という感じでした。


こういう暑い日はやはりカレーだろう、ということで昼食はカレー専門店へ。

行ったのはメニューは「インドカリー」単品(大盛りもしてくれない)だけ。
しかもむちゃくちゃ辛いうえにシャビシャビのルーがとても熱いので、食べるのは難行苦行の店。

ただこの手のキワモノは、月に1度くらいは食べてみてもいいかというマゾヒスティックな欲求を刺激するので、オフィス街にあることもあって十分繁盛してました。

しかし人気をあてこんでか度重なる値上げをして、数年前に1200円になったあたりからは足が遠のいてました。
また、最近本格的なカレー店(「インド・パキスタン料理」と国連が聞いたら涙を流しそうな名乗り方ですが、ヒンドゥー・イスラム双方にとって異教徒の地なので仲良く出来るのでしょうか?)がオープンしたり、昼食時にワゴン車で売りに来るカレーショップが増えたりと、充実したカレーライフ(?)をおくれる環境が整ってきたこともあります。
(中にはこのようなハズレもありますが)


今日は日差しが強かったせいか、かれこれ1年ぶりに件の店で難行苦行をしてみよう、というマゾヒスティックな気持ちが起きたのかもしれません(カミュの『異邦人』の逆ですね)


久しぶりに訪れた店でしたが、以前はお約束だった行列もなく、すぐに席につけたあたりから、異変の兆候がありました。

とにかく単品なので注文もなく出てくるカレーを見て、ルーの色が変わっているのにびっくり。
以前は黄色が強かったのが、オレンジっぽくなっている。
実際、味のほうも、パプリカが多めに入っていて、以前の何だかわからないスパイスとガーリックの強烈なルーが、よくある普通の辛口カレー程度になっていました。
もともと具はジャガイモとニンジンとタマネギと煮込んで硬くなった牛肉という何の変哲もないものだったので、全体として特徴のないカレーになってました。

客足が減ったので多少一般向けに味を変えたのかもしれないけど、それは失敗のように思います。

でも、帰り際にレジに「おつりのないようにお願いします」などと張り紙がしてあるあたりをみると、店主は相変わらず強気なのかもしれません。


なんか、同窓会とかですっかり変わってしまった友人を見てしまったような気分・・・


ということで、ちょっと拍子抜けな昼食でした。
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ささやかな贅沢

2005-07-14 | 飲んだり食べたり
醤油が届きました。

以前、小豆島に行ったときにもろみ蔵を見学させていただいた以来のご縁で、醤油は
ヤマロク醤油さんから取り寄せています。

奥行きのある香りと味わいは格別のものがあります。
特に、もろみ蔵を見学して、土蔵の土壁の細菌が発酵を促すという話を聞いてからは、工場での生産品に対しては得られないような思い入れを感じてしまいます

今回は、
嘉永五年(1852年)創業の老舗 ㈱高橋商店の社長さんと味を試行錯誤しながら造りました。有機大豆を使った醤油と種子島産の砂糖を使用し、徳島産の「すだち」・「ゆず」の果汁を通常のぽん酢よりも多く使いました。(12%使用)
というポン酢も一緒に詰め合わせてもらいました。
これも楽しみです。

ちなみに、海苔とタラコと納豆にご飯があればいい、という僕としては、醤油と海苔は贅沢しようと、海苔は増辰海苔店に決めています(知人のお店なのですが、問屋直販なので品質の高さとコストパフォーマンスのよさは掛け値なしにお勧めです。)


ささやかな贅沢の話でした
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