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一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

銀座「みさきや」

2007-07-05 | 飲んだり食べたり
今日は昔お世話になったお客さんと食事。

みさきやという名前からして鮪が自慢の店。

もともと鮪問屋のアンテナショップだったものを、このたび店長が買い取って店を改装してリニューアルオープンしたのだそうです(要するにMBOですね、と言ったら職業病だといわれましたw)。

鮪が自慢とうだけあって、鮪の酒盗などここだけ、というものがいただけます。

さらに今日は珍しいものが入ったと出してくれたのが、

韓国製の日本酒。「雪花」という名前です(ハングルでなんと発音するかは不明ですがローマ字では"Sulwha"と書いてます)



裏には解説が



「大吟醸」と名乗ってますが、同時に精米歩合が52%とも書いてあります。
確か昔は大吟醸は精米歩合50%未満という規制があったと思い調べて見ると、この前触れた「純米酒」の定義同様精米歩合の基準はH16年に廃止されたようです。(参照

さて、肝心の味ですが「淡麗辛口」のオーソドックスなもの。吟醸香や味の深みは「大吟醸」というには今一歩かなというい感じですが、十分おいしかったです。


二軒目でカラオケのある店に行きました(久しぶり)。
本をぱらぱらとめくっていて見つけたのがこれ


「行列の出来る法律相談所」の丸山弁護士ですが、歌まで出していたんですね。
調べてみるとCDが出てます(詳細はこちら、Amazonでのレビューの評点が妙に高いのがかえって怪しさをかもし出していますね。)。

しかも、歌手名が「弁護士 丸山和也」というのもすごいです。
弁護士法で弁護士には職業独占が認められている以上(弁護士以外の人が「弁護士」と標示するのも弁護士法74条に反します)、弁護士を名乗っての芸能活動に関して日弁連に少しはお金が落ちるのでしょうか?


まあ、どうでもいいですけどw

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飲んでばかり・・・

2007-05-31 | 飲んだり食べたり
今週(は特に)連日飲んでばかり。

今日は10年前に仕事をしていたチームと、東京ミッドタウンのピザ屋(店名が"Pizzeria-Trattoria"なのでそう言っても失礼ではないでしょう)で「立場を置いて好き勝手話そうぜ」会。

いきなり入り口に「申し訳ございませんが本日は予約で満席です」という張り紙があったとおりの人気店のようです。

平日の夜なので観光客風な人はおらず、われわれオジサン組以外は小ジャレた客が多かったです。
店もわれわれの予約を察知してか、一番奥のテーブルを用意してくれていたので、散々飲み食い放談をさせていただきました。

自慢のピザは(酔っ払っていい気分だったのと、焼きたては基本的に美味しいことを考慮しても)確かに美味しかったです。
ワインもリーズナブルな価格帯(4千円~7千円台)中心でしかもけっこう美味しかったです(1本、リストにない奴がとても美味しかったのですが、その値段は確認してませんw)


その後、ミッドタウン内のバーで二次会
(シガー・バーと聞いていた某氏がシガーを持ち込んじゃったのですみませんでした・・・)

私はタバコは吸わないのですが、葉巻は吹かすだけならけっこう香りは楽しめますね。
でも、家に帰ると、やっぱりくさいわ・・・
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ギネスビール

2007-05-10 | 飲んだり食べたり
約15年ぶりにおじゃました新橋のパブ。
相変わらず繁盛してました。

ギネスの生を頼んだら、泡で葉っぱの模様を描いてくれました。



ギネスは泡がきめ細かいのでできる芸当だとか。

口をつけてもそのまま泡が模様を崩さずに下に沈んでいきます。
ここまでくるとビールを注ぐ腕もかなりのものだと思います。
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雨ニモ負ケズ

2007-04-29 | 飲んだり食べたり



昨日は気合を入れて庭仕事をやろうと思っていたのに、途中で夕立に邪魔をされてしまいました。

そこで、寿命のきた鞄を入れ替えるべく、雨の中買い物に行きました。
(出かけて30分も経たないうちに雨が上がったのですがw)


帰りにデパ地下の酒売場を冷やかしました。

まずはワイン売り場。
オレゴン産ワインのキャンペーンでの試飲をやっていたのました。
ピノ・ノワールがとてもおいしかったのですが、お値段も4000円台ということで、そもそも価格帯がアウトだし、ここまで出すならほかにも選択肢があります。
いろいろ見ていくと、B.B.グラーツのテスタマッタが置いてありました。これは以前某所で調子に乗って頼んだ「5桁」もので、十二分に感動的な味わいで、調子に乗ったのが報われた数少ない経験をさせてもらったものです(入手が難しいと聞いていたのですが、円安とはいえ日本のバイイング・パワーは強力ですね)。
テスタマッタがあるのなら、と安い方の棚を見てみると、同じB.B.グラーツの普及版である「カザマッタ」があったので購入。これはブドウを他の畑から買って醸造したもので、工程も違うしそれに価格も違う(約10分の1)のですが、先のお店ではデイリーなら十分という評価でした(私のデイリーだと千円台前半とかネットのまとめ買いでもっと安かったりするのですがw)。


つぎに、日本酒の試飲をやっていたのが一本義久保本店伝心という酒。

私は不勉強にもこの蔵も銘柄も知らなかったのですが、福井の地元では有名な蔵元だそうです。
「一本義」がメインの銘柄で「伝心」はその上級ブランドで「土」「稲」「雪」「凛」とそれぞれ個性を持たせた酒になっています。

最初に伝心の「稲」(純米)。スムーズな口当たりの中にも味わいがあって単に「淡麗」といってしまってはもったいないおいしいお酒です。
つぎは「雪」(純米吟醸)。明けたのが3日前で吟醸香が・・・とおっしゃっていたのですが、確かに他の淡麗系の純米吟醸から際立つほどのものは残念ながらありませんでした。
最後にいただいたのが「一本義」の「生酛造り」。これは香りと味の深みが絶妙でした。開封しておいておくと徐々に味がいいほうに変わっていくようなタイプのお酒です。
「タンク1本しか造らないんですよね」との言葉に、荷物が増えるのも承知で買ってしまいました。


昨日はカザマッタを明けました。
テスタマッタと比べては失礼ですが、口に入れた瞬間に味が広がる性格は(価格なりの10分の1ですがw)親譲りです。開栓して、しばらく置いておいたほうがいいタイプですね。
2000円弱の価格はお値打ちだと思うのですが、この価格帯だとほかにも個性的なものがけっこうあるので、コストパフォーマンスとしては「良」でしょうか。

と考えたのは、上の一本義生酛造りが一升瓶で2670円(確か)だったというのもあります。
四合瓶(売り切れでした)だと1500円くらいで買えてしまいます。

カザマッタと一本義生酛造り四合瓶のどちらを選ぶ、といわれたら間違いなく後者です。


うーん、日本酒って安いですね・・・
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醤油の表示

2007-04-21 | 飲んだり食べたり

「しょうゆの表示に関する公正競争規約」の認定について

「こいくちしょうゆ」「うすくちしょうゆ」「たまりしょうゆ」「さいしこみしょうゆ」「しろしょうゆ」の原料・製法による分類や 「長期」「長期熟成」「蔵」「仕込み桶」「天然醸造」「手作り」「丸大豆」などの業界共通の表示基準が定められたそうです。

たとえば 「丸大豆」

原材料である大豆について、脱脂加工大豆を使用していないしょうゆに限り使用することができる。

 「手作り」

ア 天然醸造であること。
イ 麹は麹蓋又は筵で製麹し、手入れするものにあっては人手で行われるものであること。
ウ もろみの攪拌を手作業で行ったものであること。この場合の手作業とは、櫂かい棒ぼうで行うもののほか、圧縮空気を利用する場合にあっては作業者が攪拌用のパイプを直接操作しながら攪拌を行うことを含む。

丸大豆って品種じゃなかったんですね(大豆は全部丸いかw)。うーん、こういわれると、別に作業自体は手作業でなくても味は変わらないように思います。


僕は、小豆島に訪れて以来、ヤマロク醤油を取り寄せているのですが(参照)、そこでうかがった話を参考にすると、ポイントは次の3点のように思います。

「天然醸造」

本醸造方式によるものであって、セルラーゼ等の酵素により醸造を促進したものでなく、かつ、食品衛生法施行規則別表第1に掲げる食品添加物を使用していないもの。

発酵を急いでしまうと、まろやかさが出ない(「塩が立ってしまう」という表現をされていました)そうです。


「長熟」「長期熟成」

長熟、長期熟成である旨の用語は、こいくちしょうゆ、たまりしょうゆ、さいしこみしょうゆのうち、それぞれ本醸造方式によるものであって、もろみ熟成期間が1年以上のしょうゆについて、当該用語に近接して醸造期間を「○年」(年未満切捨て)と併記の上表示する。  

年数の表記を義務付けているのはありがたいですね。ヤマロクは2年寝かせるそうです。


「蔵」「仕込み桶」「木桶」 

ア 「蔵」の用語は、当該企業が通常「○○蔵」と称している当該施設においてもろみ工程を行ったしょうゆについて、「○○蔵」と当該蔵の名称を付して表示することができる。 
イ「仕込み桶」の用語は、もろみ工程を仕込み桶で行ったしょうゆについて、表示することができる。仕込み桶が木桶の場合は、「木桶」の用語を表示することができる。


木桶であることもそうですが、ヤマロクでは蔵の壁にしみこんだ麹菌が自然に発酵を促進するとか。ただ上の表記では、企業が「○○蔵」と称すればいい、ということなので、どうでしょうか・・・


今度スーパーでしょうゆ売り場を見て、いくつか買って比較してみましょう。

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神亀

2007-04-03 | 飲んだり食べたり
ちょいと早めに帰れたので、途中で日本酒を仕入れに寄ったところ、神亀が置いてあったので入手。




神亀は地酒好きの方には有名な蔵ですが、埼玉県蓮田市と(失礼ながら)あまり酒所としては有名でないところにあります。
しかし、骨太な味わいの純米酒(今は純米酒しか作っていません)は非常に魅力的です。
高松に行ったときに「凱陣」を教えていただいた居酒屋(こちらのエントリの最後の2行でちょっとふれたお店)のご主人は神亀の社長と面識があるそうで、社長は探究心旺盛で、平気で大吟醸を燗をつけてみたり、いろんな実験をする方だとか。

神田にある「新八」という居酒屋が神亀を専門に扱っていて、私はそこで初めて知って気に入ったのですが、他の店ではなかなか置いてないんですよね。
店で飲むとけっこういい値段になるので、家でちびちび味わいます(高くつくのはいっぱい飲んで食べてしまうのが一番の原因ですがw)。

PS 上のHPによれば今度新丸の内ビルに出店とついにメジャーデビューするようです。
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Elio Locanda

2007-02-13 | 飲んだり食べたり
今日は半蔵門のElio Locandaで会食。

人気店でなかなか予約が取れなかったので(ってまあ、当日に電話するほうもいけないけど)、今回が初見参。地元では有名店らしいです。

日本人に媚びないしっかりしたイタリア料理をきちんと食べさせてくれる店です。
しっかりした料理に負けないワインの品揃え(価格もリーズナブル)とあいまって、楽しく過ごすことができました。

席はフロアに詰め過ぎの感はありますが、サービス(最盛期はちょと人手不足ですが)の印象もよく楽しめました。



今日は酔っ払ってるので、ここでおしまい。
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Mardi Gras

2007-01-18 | 飲んだり食べたり
昨日の朝は「ひとり不二家」をやってしまいました。

朝起きてあまり腹も減っていなかったのでシリアルで済まそうと冷蔵庫を見たら、1/13消費期限の牛乳が残っていました。
まあいいやとそれを使ってシリアルを食べたあと、ちょいと余裕をかましてブログの更新などをしていたら、どうもお腹の調子がよくありません。

トイレに行ったものの、どうもすぐに出かけられる状態になく、正露丸を飲んでしばらく安静にして(更に1,2回トイレに行って)ました。

会社に連絡したところ「ノロウイルスなら出てくるな」などと冷たく言い放たれたものの、吐き気もせず、お腹もおさまったので時差出勤(遅刻だろ、それ)。


しかも夜は、昔の仕事仲間と新春オフレコ放談会があり、店も久しぶりのMardi Grasだったので、休むとか体調不良とか言っている場合ではありません。


お店は銀座八丁目の並木通りなのですが、入り口には何の看板もなく、しかも一間間口の階段を降りた地下というとてもわかりにくいところにあります。




もともとは数年前に銀座4丁目三原小路の「Grape Gumbo」のシェフが独立した店で、ワインとフレンチベースの炭火焼料理が楽しめます。
肉料理だけでなく野菜のグリルも豊富ですし、今回は「Grape Gumbo」のときの名物(というか勝手に我々がお気に入りだった)ポテトフライ(丸々のニンニクと香菜入り)などもお願いして作ってもらいました。
ワイン(4人で3本、銘柄は忘れたw)とグラッパなどでしこたま酔っ払い(あ、そういえば「最初はビール」の生ビールは今や希少なキリンのHeartlandでした)、デザート(要らないと言ったのに頼んだ奴がいた)までいただいて(結局食べてるしw)極楽でした。


朝方の下痢はどこへやら。
「食い意地は百薬の長」といったところでしょうか。
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「包丁人三郎」(さっそく)

2006-12-11 | 飲んだり食べたり
この前から気になっていた「包丁人三郎」に早速行ってきました。


公園に面したところにありこんな感じで(明るすぎてはっきり写っていませんが)「包丁人三郎」という看板が目立つ店構えです。




中に入るとカウンター5席と奥にテーブル席が2つ。

店名どおりご主人は和食店で修業されたあと麻布十番に店を出した方。
まだまだ30代前半(推定)なので、『包丁人味平』も『釘師サブやん』もご存知なくこの店名をつけられたらしいのですが、私のような年代からはよく訊かれるそうです。

おまかせコース(6000円)をいただいたのですが、刺身、焼魚、肉etcと品数もバリエーションもボリュームも満足いくものでした。
カウンターで独りのお客さんが単品で頼んでいた鯛の兜焼きもおいしそうでした。

酒は日本酒と焼酎が中心で、ほかに梅酒が3種類ほどありました。
日本酒は獺祭もあったのですが、これは4合瓶なので今回は自粛w
ショットは6種類ほどから選べます(手取川など(他は忘れましたw))
いただいたのは店主お勧めの高知の「南」という銘柄の純米。
香り豊かで味わいに奥行きがありながらも透明感のあるおいしいお酒でした。


お店は2時頃までやっているそうなので、残業で食事を食べそびれたりしたときにも使えそうです。
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ラーメン二郎と類似店

2006-12-07 | 飲んだり食べたり
ご存知の方には今さらの話なのですが、慶應大学の近くに「ラーメン二郎」という有名なラーメン店があります。
味の濃厚さと量の多さが特徴で、慶應(特に体育会)出身者にはファンが多いようです。
(詳しくはWikipedia参照)

昔はずっと三田だけでやっていたのですが10年位前に道路の拡幅による移転を機に暖簾分けをして支店を出し始め(最初の目黒、仙川などは慶應の応援部(※)OBが始めたとか)、今ではかなりの数になっています。


ところが多店舗化に伴い本店とは何の関係もなく名前だけ同じというニセモノ(暖簾分けをしていないので正確には「モグリ」ですが)の「ラーメン二郎」が登場するようになってしまいました。
人のいい本店の店主は暢気に構えていた(そもそも商標登録をしていなかったからこういうことになった)のですが、慶應のOBの弁護士さんが交渉を買って出て「ニセ二郎」に「ラーメン二郎」の看板を下ろすように働きかけたそうです。


私の職場の近くにも数年前に「ラーメン二郎」ができたのですがこれが「ニセ二郎」の一つだったようで、指摘されてよく見てみると看板が「ラーメン 〇〇店」となっていていつのまにか「二郎」が抜けています。

でも相変わらず職場の若者は「二郎に行こう」と言って出かけていきますし、昼食時には行列もできています。


私は「本物二郎」も目黒店にしか行った事がないのですが、その「ニセ二郎」は確かに味が違っていました。ただ私自身は本店に行った事がないため「正しい二郎」のイメージが形成されておらず「支店によって味が違うのかな?」などと思っていたくらいです。
もともと相当クセの強いラーメン(これはラーメンではなく「二郎ラーメン」という食べ物だ、という説もあり)なので、「ニセ二郎」でも納得してしまう人が多いのかもしれません。


ニセ二郎を食べて「ラーメン二郎を食べた」と言われるのは正統派ファンとしては納得いかない、という気持ちもわからなくはありませんが、一方で、正しい二郎かどうかというのは食べた人が美味しいと感じたのであればそんなに問題ではないんじゃないかとも思ったりもします(※2)。
上のWikipediaでも「旧ラーメン二郎」として比較的温かく扱われてます。

「公正な競争」という観点からは、そうやって開店初期に顧客誘導するのは不当であるともいえるんですが・・・


ブランド品など商品の場合はニセモノがよく出来ている方が問題(※3)なのですが、飲食店の場合はニセモノの質が悪い方が本家への悪影響がある(※4)というところは面白いですね。



(※)正式名称は「慶應義塾大学應援指導部」というらしいですが、こんなに字画の多い字を毎日書いていたら漢字が上手くなりそうです。

(※2)徒然草の「仁和寺にある法師」のくだり(参照)で、初めて岩清水八幡宮を参詣した法師が「山までは見ず」と本殿を拝まずに帰ったことに対して吉田兼好は「少しのことにも先達はあらまほしき事なり」と結論付けています。
これをしゃれた批評とみるか、純朴に満足している法師に対して田舎者を皮肉る嫌な奴と見るか(『徒然草』って良くも悪くもスノッブなところがあると思いませんか?)の視点に違いに通じるものがありますね(って注釈の方がわかりにくいやw)。

(※3)以前知財関係の弁護士事務所で、棚にAiboの類似商品がずらっと並んでました。
中にはそっくりなものから単に銀色の犬であってAiboどころかロボットにすら見えないものがありました。どこまでをニセモノとしてクレームをつけたのか興味あります。

(※4)ニセモノ(後発)が一気に多店舗展開し、商標出願までしてしまったのが九州じゃんがらです。
しかもニセモノがあまり美味しくなかったようで、本家の方は相当迷惑しているようです。
コメント (2)
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グラノーラとミューズリー

2006-12-06 | 飲んだり食べたり

最近夜が呑みすぎ&食べ過ぎなので、ここ1,2ヶ月、朝食はシリアルにすることが多くなりました。

最初はコーンフレークだけだったのですが、それだとあまりに味気なく一日の始まりとしての気合が入らないので、フルーツやナッツの入ったグラノーラを混ぜることにしました。
食感や味に変化が出てそれなりに楽しめます。

そうなると、次はいろんな種類のシリアルを試して見たくなるもので、成城石井などの輸入食品を扱うスーパーを物色するようになりました。
そこでは、グラノーラと同じフルーツとナッツの組み合わせなのですがミューズリー(Muesli)なるものが多く売られています。
これもグラノーラ同様フルーツやナッツや穀物が入っていて、さらにオーガニック食品などを謳い文句にしているものもあります。


いくつか試した結果、最近は「果実40%以上」と銘打ったミューズリーをコーンフレークに混ぜて食べるのがお気に入りです。ただ、シリアルを食べながらずっと疑問だったのが「グラノーラ」と「ミューズリー」の違い。
同じフルーツとナッツ、穀物の組み合わせなので、実は英語とフランス語の違いでした、などという答えではないかなと思いながら調べてみました。

こちらによるとつぎのような違いがあるそうです。

(ミューズリー) 
乾燥させた穀物にドライフルーツやナッツを混ぜた、ヨーロッパでは定番の朝食です。砂糖などの甘味料を一切使っていないものが多く、素材自体のもつ自然な味が楽しめます。

(グラノーラ) 
グラノーラとは、グラニュール(粒々の)とグレイン(穀物)からできたシリアルの呼び名で、シリアルにドライフルーツやナッツ等をトッピングしてハチミツなどを加え、ローストして結着させたものです。甘みがあるので食べやすく、ゴツゴツとした食感は食べごたえがあります。  

つまり穀物やフルーツ・ナッツをそのまんま乾燥させたのがミューズリーで、甘味を加えてローストした結果、穀物やナッツがくっついているのがグラノーラなんですね。  

ミューズリーは「咀嚼効果が高いので少量でも満腹感がある」のが特徴だそうで、いきなり朝からかき込むように食べてはいけないんですねw  


ところでシリアル、特にコーンフレークといえばケロッグですが、ついでに調べた日本ケロッグのHPによれば、その発祥は次のとおり  

1800年代後半、米国ミシガン州バトルクリークの保養所でJ.H.ケロッグ博士と弟のW.K.ケロッグは、人々の健康を願い、栄養が豊富な食品の開発を研究していました。彼らは食物繊維が豊富な穀物や大豆を材料に研究を重ね、1894年には朝食シリアルを開発し、保養所内外で大変な評判になりました。  

一方ミューズリーは冒頭のサイトによれば 

ミューズリーの元々の生まれ故郷はスイス。羊飼いがアルプスの山へ登る時に押し麦や木の実、乾燥させたフルーツなどを合わせたものを携帯食にしていたのが始まりでした。 
1890年代後半、その栄養価・利便性が大変優れている点に着目したビルヒャーベンナー博士が療養食として更に改良し、勤務していた病院で取り入れたところ、これが当時の患者たちに大好評。そのレシピは一般家庭にも広まり、1920年代にはスイスのあらゆるレストランのメニューに上るようになりました。 
その後イギリスに伝えられる頃には、乾燥させた大麦・小麦・オーツ麦などにドライフルーツやナッツを混ぜた朝食シリアルにその姿を変え、"健康重視派"の強い支持を得ることになりました。


くしくも両方とも発明が1890年代で、しかも病院食から始まったんですね。
ガソリン自動車がゴッドリーブ・ダイムラーとカール・ベンツによってともに1886年に発明されたことが思い起こされます。

考えてみると、19世紀の終わりって本当にいろいろな重要な発明がされましたね。

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4連投

2006-12-03 | 飲んだり食べたり
先週は飲んで食べてばかりでした。

火曜は四谷のSac a Vin
ワインの価格もそれほど高くなく、しかもほとんどが250mlと500mlのデキャンターも選べるという良心的な設定。
料理もコースにこだわることなく温菜・冷菜とオードブルよりは食べ応えのあるワインの進む単品料理が充実してます。
秋のメニューということでいただいたフォワグラ入りロールキャベツが美味しかったですね。


水曜は八丁堀の五鉄で焼肉。
ご接待(したほう)だったのでオーナーのアテンドつきというフルサービス。十分堪能したので当分肉はいいや、という感じです。
ここで仕入れた最近の流行(?)は眞露の水割りにすこしワサビを入れるというもの。
確かに臭みがなく、すっきりとします。
(家に帰って芋焼酎でやってみたら、臭みは消えるものの逆に焼酎の個性が消えてしまい「そんなら何で芋焼酎飲むよ?」という感じになってしまいました。なので、これは焼肉などの脂っこい食事にあわせるのがいいかと思います。)


木曜はリストランテ ラ ブリアンツァ
言い出しっぺが「とりあえずよさそうなとこ予約しといたよ」という話なので全員が初体験。
料理は前菜の黒トリュフをポットのグラタン風にかけた(けっこういっぱい削ってくれました)のと、トマトのパスタ、それからオードブルの前に売り込みにきた「メニューにないですが生ハムのいいのが入ってまして」はなかなかいけました。
ワインの価格も良心的で、この値段でこの食事ならいいかな、と思います。
ただ入り口がガラスの一枚扉で、気圧の関係で隙間風が入ってくるのと風切音がうるさいのが残念でした(小さい店の宿命かもしれません)。

それより気になったのがこの店の並びの「包丁人三郎」という店。
牛次郎/ビッグ錠コンビの代表作『包丁人味平』と『釘師サブやん』を足して二で割った店名がツボに入りました(考えてみると少年マガジンでパチンコ漫画なんてよくやってましたね。)。
カウンター中心の和食店のようですが、これはぜひ探訪せねば、と思っております。


金曜は華僑の人の中華料理店で忘年会
関係者の日程の都合でだいたいこの忘年会が一号になります。
江沢民一派の今後の話とか、東京のオペラシティは残響が2.4秒(?)ないからプッチーニはできるけどモーツァルトはダメとイタリア人が言ったとか、アクアラインにはオービスがないから・・・とか、中国人・インド人よりシリア・レバノンの商人方が更にタフだとか、相変わらず面白い話満載でした。
もう終わりかと思ったあたりからこれでもか、というくらい焼ソバ(自慢とはいえ店のほぼ全種類w)がでてきて、さすがに身動きとれないくらいの満腹でした。



ということで昨日スポーツクラブに行ったら体重が1kg増えてましたorz
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初物、隠れ家、限定品

2006-11-19 | 飲んだり食べたり

11月16日はボジョレー・ヌーボーの解禁日でした。

バブルの頃は「世界で一番先に飲める」などと深夜のパーティなどもありましたが、最近は「初物」としてポピュラーなイベントになったようですね。
私も初物好きの日本人として、(初日にではないものの)飲んでいました。

ところが今年はやけに値段が高いように感じられます。
ネット通販のウンチク系はおいといても、スーパーでも軒並み2300円とかします。
ボジョレーってフランスワインのなかでも庶民派だったはずではなかったでしょうか?

イベントとして認知されたので、今度は回収にかかっているのかもしれません。

私は、2300円出すならもっとおいしいワインも買えるし、日本酒なら純米吟醸の4合瓶だって買えてしまう・・・と考え、今年は見送る公算大です。
それとも年明けぐらいに安くなってから買おうかな。


というわけでボジョレーとは縁のなかった先週、隠れ家風の割烹に行きました。

ビルの地下に降りると鉄製の防火扉しかなく、そこを開けるともう一枚大きな扉があり、そこを開けてやっと店内に入れます。
店内も暗く、客層も怪しげな人たちでした(僕達以外はw)。

料理は美味しかったのですが、盛り付けを眼で楽しむには店内の照明が暗すぎるのが残念(軽く熱を通した牛肉を野菜で巻いたものが食感も楽しめて一番美味しかったです)。
値段がそれなりなのでコストパフォーマンス的には「並」だと思います。
やはり、「隠れ家」性が大きなウリなんでしょう。

照明が暗いのと店の雰囲気から写真など撮るのは遠慮したのですが、係りの女性と話をするとブログでの紹介は店名や場所を明かさなければOKだとか。
もともと近くでやっている店の常連の静かに食べられるところがほしい、というリクエストで作ったお店だそうです。

でも、完全会員制というわけでもなく(予約のときに紹介者を問われることもない)、また、blogで店名・住所どころか電話番号まで載せているところがあります。
(ちなみに上の文章に出てくるいくつかのキーワードで検索すると、地名がなくてもヒットします。ホントに隠れ家にするにはコンセプトの斬新さが裏目に出ていますね。)

「ここだけの話」という方が早く伝わる、というマーケティング手法なのかもしれません。

リピーターが初めてきた客がはしゃぐのを見て

「ここもそろそろおしまいだな」

などとつぶやくことが出来るというのもサービスのうちなんでしょう。
そして、この店が流行ってきたら、また新しい店を出すとか。

まあ、この手の手法は「セレブ」本場のアメリカが得意なようです。

VVIPルーム。内部が四つのエリアに仕切られていて、奥に通してもらうのがエリアごとにむずかしくなるという店があり、タバシュニクもそういう店に行ったことがあった。
・・・タバシュニクはVVVVIPではなかったが、そんあことは気にならなかった。たとえ、四番目の部屋に入れたとしても、そこではもっと選ばれた人だけがはいれるもっと小さな部屋に通じるドアを見つけることになるのではないか。
デイビッド・ベニオフ『99999(ナインズ)』

日本のクラブ(銀座にあるような「ク」にアクセントのついたやつではない方)でもそんな風になってるんでしょうか?

PS こういうインフレは、アメリカンエクスプレスカードのゴールド→プラチナ→ブラックとか、『あしたのジョー』のトリプルクロスカウンターとか、『リングにかけろ』のギャラクティカ・マグナム→ギャラクティカ・ファントムなど、世の常なのかもしれませんね。

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食材の話、二題

2006-11-16 | 飲んだり食べたり

今朝のNHK-BS世界のニュースのトピックスで、日本の昆布問屋が「ダシ」をフランスに売り込んで好評だった、という話がありました。

フランスでも昆布は北部地方では採れるのですが、美肌用としてしか使われていなかったそうです。

昆布ダシを日本で知っていち早くメニューに取り入れているトロワグロのシェフも「コンブ」と日本語で言ってましたので、食材としては認知されていなかったのですね。

フランス語だと"comme vous"(=with you)と語呂もいいので、流行るかもしれませんね。
(などとbとvを無視してカタカナで「似ている」から、というネタはbunさんにおこられてしまいそうです(汗))


もう一つ、BSニュースネタ
白トリュフ、オークションで落札価格1千万円超 - イタリア

【アルバ/イタリア 13日 AFP】アルバ(Alba)で12日、トリュフのオークションが開催され、重さ1.59キロの白トリュフが12万5000ユーロ(約1889万円)で落札された。今回で76回目となる白トリュフの祭典、White Truffle National Festivalの最後に行われた同オークションでこの白トリュフを落札したのは香港からの参加者で、身元は明らかにされていない。

落札したのは香港の不動産業者で(ちなみに前回のオークションの最高値落札者も香港だったとか)、リッツ・カールトン香港でこのトリュフを使ったチャリティディナーを開催するそうです。
売上は女性の避妊の自由を求める団体に寄付するとか言ってました。

食欲(ここまで来ると物欲か?)の発露で性欲の発露の結果の対処にあてよう、ということですね。


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今さら言われても

2006-10-20 | 飲んだり食べたり

上海ガニから発がん性剤 「もう食べた」 発表遅れ批判 台湾
(2006年10月19日(木)17:10 西日本新聞)

食べごろを迎えた中国産の高級食材「上海ガニ」から発がん性がある合成抗菌剤が検出されたと台湾の行政院衛生署(保健省に相当)が発表、18日に輸入時の検査強化や個人の携帯輸入禁止などの措置を取った。

問題のカニは計3276キロ、約1万6000匹にのぼる。ほとんどが消費されたとみられ、「衛生署の発表が遅すぎる」と批判が出ている。

ニトロフラン類は、日本も食品からの不検出を定めている抗菌剤。しかし、家畜や水産物養殖場で病気予防のために使われるケースが世界各地であり、問題化している。  

私も昨年上海で上海蟹を満喫したのですが(食べ方などを能天気に書いたエントリがこちら。ミソまでたっぷりいただきましたw)、今さら言われてもどうしようもないですなぁ。


上海蟹は高級品なので国内向けにも使っている薬剤なら党幹部も口に入れているわけで、そうだとするとそんなに有害性が高くはないのではないか、また、輸出用にだけポストハーベスト(ってカニの場合も言うのかな)として使われてるものだとしたら、少なくとも私はセーフだ、などと自分に言い聞かせて、この問題は忘れることにしましょう。 

それ以上気にしてストレスをためる方が身体に悪いですからw  


ところで星座のカニ座を「キャンサー=Cancer」と言いますが,癌も英語で「キャンサー=cancer」ですね。これは古来から知られていたガンである乳ガンにかかって固くなった皮膚を、蟹の甲羅に似ていると考えたことが由来になっているそうです(参照(財)癌研究会のマークもカニですね)。

縁起でもない・・・(って実は気にしまくりかいw)


上海蟹だけでなく、北朝鮮への制裁措置でマツタケやウニの輸入が止まったりと、今年は秋の味覚が受難ですね。  

コメント (2)
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