欠史八代について考えたことは今までにほとんどありません。
旧約聖書の系図に欠史八代と同じものがあったこと。(三浦綾子氏の著作からの推測でした)
神武天皇と崇神天皇の間に挟まれていること。この両天皇は、須佐之男命を卑弥呼にとって敵であったか、味方であったかによって分けられた同一人物である、としました。
同一人物にはさまれている時代ですから、繰り返しを起していると . . . 本文を読む
仕方ないので、紀伊・日御埼(出雲の日御碕はサキが石偏)を採ります。
北緯33度52分47秒、東経135度3分29秒
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=335247&l=1350329
A・平城京旧太極殿→紀伊・日御埼
①217.046度 ②36.6316度 ③112.8608km
B・出雲大社→紀伊・日御埼
①127.266度 ②308. . . . 本文を読む
本牟智和気御子が初めて言葉を発したのは
「川下に青葉の山のように見えているのは山ではない。石くまの曾宮に坐(いま)す葦原色許男大神を祀っている大庭ではないか」というものでした。
本牟智和気御子の一連の行動が大嘗祭・『天孫降臨』を意味するものならば、葦原色許男大神は大和朝廷が最大限の敬意を表わすのにふさわしい方でなければなりません。
また、本牟智和気御子の物語の最後は出雲大社が造られることで . . . 本文を読む
佐太神社と蛇が上がって来るという恵雲の古浦の位置と加茂岩倉遺跡・宇佐神宮の位置関係を見てみます。
佐太神社→古浦の神社
①291.557度 ②111.539度 ③3.025773km
佐太神社→恵雲の神社
①307.040度 ②127.022度 ③3.588069km
佐太神社→武代の神社
①301.848度 ②121.834度 ③2.691638km
ア・佐太神社→宇佐神宮
①214 . . . 本文を読む
佐太神社の中殿の神紋、また佐太神社神宝の「御檜扇」は檳榔で作られたもののようです。「檳榔の長穂宮」は佐太神社のことだったのです。
http://www.harimaya.com/o_kamon1/syake/south/s_sata.html
《・・・・ナガの語源はもともとサンスクリットのナーガからきたもので蛇をさすといわれている。また「檳榔の長穂宮」の檳榔はビロウ樹のことで、いわゆるクバ、南 . . . 本文を読む
この本牟智和気御子の出雲での話しが、大嘗祭について述べているものとすると仮宮は大嘗宮になります。(遠回りします。)
(実際の大嘗祭では大嘗宮は悠紀殿・主基殿の二つのようです。)
私の能力ではうまくまとめられませんので、本牟智和気御子の出雲での話しを引用します。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/dassai1/kojiki_naka/frame/kojiki_na . . . 本文を読む
前回のことに付け加えます。
本牟智和気御子の出雲での行動が、大嘗祭での儀式と根本において同じものであったなら、本牟智和気御子は天皇に即位していなければなりません。
しかし、垂仁天皇の次はオオタラシオシロワケノ天皇(景行天皇)で本牟智和気御子ではありません。
(ここで思い出すのが、以前にも書いたのですが、前は何か勘違いしていたようです。)
本牟智和気御子がしゃべれなかったのは、天智天皇の御子、建 . . . 本文を読む
本牟智和気御子が出雲に行ってからの行動は大嘗祭の儀式ではないかと思われます。思いついてみますと、結構似ていそうです。
『天孫降臨』に係わる儀式といえば、まず大嘗祭が思い浮かびます。
しかし、最後の部分は実際の意味と違えてある可能性もあります。
本牟智和気御子が言葉を話せるようになります。
これは、政権を担当するという宣言です。卑弥呼の子孫による王権の成立です。王朝の交代とは卑弥呼の復活です。
. . . 本文を読む
わけのわからない話とは、古事記・中巻の本牟智和気王(ほむちわけのみこ)の物語です。
たぶん、現代のどなたにも理解できないであろう話が並んでいます。
国生みの神話や、八俣の大蛇の話は、具体的な意味がこめられていて、たとえそれが理解できないとしても、神話として受け入れられます。
しかし、本牟智和気御子の話は、具体的にもかかわらず、神話的なのです。
いや、神話的というより、呪術臭が漂いすぎている . . . 本文を読む
荒神谷遺跡と船通山の位置関係はこうです。
荒神谷遺跡→船通山イチイ
①129.744度 ②309.932度 ③38.40558km
129.744度ですから、東南東(辰)の方角になります。
巽・辰巳は135度を中心として22.5度ずつの方角で、全部で45度です。
112.5度~157.5度ということです。(合っていますよね)
そのほかの二遺跡(加茂岩倉遺跡、神原神社古 . . . 本文を読む