古代日本史への情熱

記・紀・源氏は魏志倭人伝の奇跡的で運命的な間違い方(逆)の構造どおりに記述されている。倭人伝にあるのは現代史と未来史

『隠された十字架』の変なところ②

2006年01月31日 18時58分35秒 | Weblog
 鎌足は皇極三年(644)31歳の時に初めて書紀に登場します。神祇伯に拝命されますが固辞したという記事です。  不比等は持統三年(689)31歳の時に初めて書紀に登場します。判事(ことわるつかさ)に任命されたというものです。  これは偶然ではなく、皇極三年の神祇伯拒否の鎌足は、持統三年の不比等の姿のはずです。  鎌足は架空の存在です。 . . . 本文を読む

「隠された十字架」の変なところ

2006年01月28日 23時17分16秒 | Weblog
 法隆寺が、聖徳太子が父の願いを聞いて建立した寺ならば、聖徳太子の怨霊が法隆寺を焼くことはありません。すると、670年に、法隆寺が太子の怨霊により焼失するには、天智天皇、藤原(中臣)氏が645~670年に法隆寺を建立していなければなりません。しかし、その可能性はありません。 . . . 本文を読む

法隆寺は(①誰によって②何のために③いつ建てられたか)

2006年01月25日 00時09分28秒 | Weblog
法隆寺も出雲大社と同じで、表面的には死のイメージがついていますが、実は復活が隠されています。 . . . 本文を読む
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前回の法隆寺の建立に関してのコメントの変更

2006年01月21日 23時41分29秒 | Weblog
書紀に書かれた法隆寺焼失の天智九年(670)を法隆寺建立の年としました。 しかし、半分は正しいのですが、半分は間違っていました。 この法隆寺焼失の年は、建立の年からみちびかれたものです。それは合っています。しかし、670年ではありませんでした。 . . . 本文を読む

的は法隆寺にあり

2006年01月20日 23時12分29秒 | Weblog
670年が法隆寺建立の年か、それとも焼失の年か。 もしこれが建立の年だとしたら、書紀は逆に書かれていることの、象徴的かつ最大の証拠になりますし、証明ともなります。 ただ、それぞれの位置関係は関連があるということは証明できているはずです。 . . . 本文を読む

寄り道② 信長死後の信長と本願寺

2006年01月16日 00時02分54秒 | Weblog
諏訪大社上社本宮―岐阜城―安土城の線を延ばすと現在の西と東の本願寺に行きつきます。そして、信長の死後、西本願寺は秀吉によって、東本願寺は家康によってそれぞれ現在地に誘致されたものです。すなわち、信長の野望を示した直線は、秀吉と家康によって、信長死後にあってもなお、ブロックされていたのです。 . . . 本文を読む

寄り道1 信長はなぜ安土に城を築いたか

2006年01月13日 17時07分47秒 | Weblog
諏訪大社上社本宮・岐阜城・安土城は一直線になります。 ところが信長は諏訪大社を焼き討ちにしたそうです。変だな、と調べると行為者は嫡男の信忠でした。 1582年3月3日のことです。本能寺の変はその三ヵ月後の6月2日のことです。 . . . 本文を読む

阿武山古墳と長岡京と山科の天智天皇陵との位置関係

2006年01月10日 23時28分56秒 | Weblog
阿武山古墳と長岡京と山科の天智天皇陵が一直線上になりそうなのです。 もしそうならば、阿武山古墳と天智天皇陵は深い関係がなければなりません。 それを証明する一つの手がかりといえます。 . . . 本文を読む

法隆寺と阿武山古墳の位置関係

2006年01月08日 22時14分32秒 | Weblog
阿武山古墳に埋葬された方の身体的特徴・・肘の変形、歯の咬耗が強い、(弓をやっていて腕は太く、スポーツマンタイプで頑強だったはず) 推定死因・・落馬による脊椎下方の脊髄損傷からくる下半身麻痺で、数ヶ月後に合併症により死亡 死亡推定年齢50~60(私は43,4歳だったと考えています) 阿武山古墳の特徴・・外見上、墓所とはわからないように秘密にされていた 阿武山古墳の埋葬品・・薄葬(夾紵棺、玉枕、冠帽 . . . 本文を読む

阿武山古墳と大化薄葬令について

2006年01月06日 19時51分56秒 | Weblog
書紀の大化二年三月二十二日の条を読んでみました。(書紀巻二十五・岩波文庫(四)p276) 大化二年(646)、『(孝徳)天皇が聞いている話では、「中国では皇帝が墓について、昔は質素だったと民を戒めている」から我が国でも、身分によって、王、諸臣下それぞれ墓の規模を定める。・・・』というもののようです。(たぶん) 今、問題としたいのは、孝徳天皇が「朕聞く」としている部分です。 《古之葬者、因高爲墓。 . . . 本文を読む