反日勢力を斬る(2)か らもうひとつ転載です。週刊ポストの記事からのネタだそうですが、これがほんとなら、ひどい話ですね。公務員宿舎を事業仕分けから復活させたのは、野田氏 が財務省の時に、事業仕分けの当事者の枝野、蓮舫と一緒になって、それを覆して工事再開を決定したというのです。この工事は復興増税を使って行われると言 います。これでは、財務官僚の言いなりという噂も、そのまんまではないですか。
しかし、これが事実だとしたらとんでもない話である。
少なくとも、朝霞市の公務員宿舎が蓮舫大臣と枝野官房長官の「事業仕分け」で凍結されたのは事実である。
そして、最近、その凍結されたはずの工事が着工されたのも事実である。
他の宿舎も続々と着工される。
あの鳴り物入りの「事業仕分け」は一体何だったのか。国民を欺くのもいい加減にせよと怒り心頭である。
マスコミが囃し立てた「事業仕分け」の最中にも当ブログは批判的だった。
「二位じゃダメなんですか」の妄言が話題になったが、それだけでなく、「事業仕分け」そのものが民主党のペテンだった事を民主党に一票入れた有権者は肝に銘ずべきである。
それにしても、マスコミ突っ込みは甘く、自民党は気力が無い。
いつまでも民主党の好きなようにさせているのは、谷垣自民党の責任になりつつある。
参議院の幹事長人事をめぐって内輪もめなどしている場合ではない。
産経ニュース(2011/09/22)
財務省 復興増税で3LDK月4万円の105億円豪華官舎着工
野田氏が首相に正式就任する前日の9月1日、財務省(関東財務局)は埼玉・朝霞市の「公務員宿舎朝霞住宅」を着工させ、“役人天国の復活”を見せつけた。
総事業費約105億円で850戸を建設。家賃は新築3LDK(75平方メートル)で約4万円、駐車場も月額3262円と民間相場の3分の1以下の格安だ。
なぜこれが「野田氏の最大の功績」なのかというと、民主党政権の看板だった事業仕分けの「仕分け人」たちを籠絡した結果だからだ。
政権交代直後、第一回事業仕分け(2009年11月)で、財務省が計画していた7700戸の公務員住宅の建て替え(4200億円)は全面凍結。責任者 だった枝野幸男・現経産相は、入札が終わっていた朝霞住宅についても、「建設業者にキャンセル料を払っても土地を売ればトントンだ」--と強硬に建設を中 止させていた。
ところが、野田氏は財務相時代に、凍結を決めた当の枝野氏、蓮舫氏ら仕分け人たちとそれを覆した。
「財務省は昨年末の有識者会議で凍結解除の方針を決め、野田大臣が当時の枝野官房長官や蓮舫行政刷新相の了承を得て建設再開の関連予算をつけた。そして 大震災後の7月末に政府の復興対策本部が国有財産を売却して復興財源にあてる方針を打ち出すと、『古い官舎の跡地を売却するには新しい官舎が必要』という 理屈で朝霞市に工事再開を通告した」(内閣府中堅)
今年12月には、同じ屁理屈で東京・杉並区の方南町住宅を着工、勝島住宅で入札を始める予定だ。
実質的にはこれらの公務員住宅は「復興増税」で建てられる。野田政権は 「復興財源のために国有財産を売却し、足りない分は増税で賄う」と説明しているからだ。古い官舎の国有地を売却するだけなら、売却費用は復興に回せる。し かし、復興に回すはずのそのカネを自分たちの新宿舎の建設費にあて、復興資金のほうは増税で賄おうというのだから詐欺まがいである。
野田政権は公務員住宅建設を批判されると、「一部に被災者を入居させてもいい」と言い出した。国民のカネで自分たちの家を建てようというのに、その高飛車ぶりは何なのか。
いまだ被災地では仮設住宅の供給さえ滞ったまま、ひと足早い秋風が身に染みる季節を迎えている。
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転載元: 反日勢力を斬る(2)