南信州も紅葉の真っ盛りとなりました。
知人に連れて行ってもらい、泰阜村の万古渓谷にある唐沢の滝と、
長野県で一番古いと言われている栃の木を見に行ってきました。
泰阜村は山の中で、すべての木々が色づいていて、
一年のうちで一番明るい山の景色でした。
山道を20分ほど下ると、
まさに鬱蒼とした暗い山の中で、そこだけ黄金色に光るかのように聳え立っている一本の木が見えてきました。
ちょうど光が差し込んで古木の枝を照らしていたのです。
ほとんど誰も訪れる事もないこの深い山の中で、ひっそりと尚且つ力強く生きている栃の木に力を貰う事ができました。
近くにある唐沢の滝
ここも紅葉が綺麗でした。
でも、もう寒い・・・・
帰り、飯田市千代にある「よこね田んぼ」を回ると、
刈り取りがすんだ田んぼを、案山子たちが見守っていました。
ちょっと切なくて可愛らしい風景に、
秋の日差しの中、昔、親戚の家で稲刈りをしたことや、田んぼの周りを一輪車に乗って遊んだことを思い出し、
心がほっこりしました。