メルヘン街道の途中に横川渓谷があります。(冬季は麦草峠までは行けませんが・・)
夏の緑と渓流や、秋の紅葉はすばらしいと思っていましたが、冬はどんな景色なのだろうと覗いてみたくなりました。
横川渓谷には幾つかの滝がありますが、雪があったので、私の靴では奥の方まで行けませんでした。
最初にある、乙女の滝ーマイナスイオンが20000個と書かれていました。
氷で出来た大きな筒に滝が流れ落ちています。
渓谷には大勢のカメラマンがいて、今しか撮れない雪と氷の川の流れにカメラを向けていました。
氷って、今までにそれ程じっくり見たことがなかったので、
カメラのレンズを通して、氷の下の水の流れや、氷の模様を見ているうちに、
自然の作りだす形ってすごいなぁと思い始めていました。
薄緑色の大きな氷の下で、跳ね上がる水は、むしろ勢いを増しているようにも見えー
ちょうど日の光を受けて輝きだした氷は大きな宝石のように見えました。
ここは温泉が流れ込んでいるので石の色が茶褐色です。
この茶褐色の石と雪と氷の色のコントラストが面白かったので、
気が付くと沢山写真を撮っていました。