天気の良い成人の日。
家から自転車で僅か10分で行ける飯田動物園に行って来ました。
子供が小さい頃は良く行っていたけど、最近行った事ないなぁ・・と思いながら・・です。
もんたは今日が自転車初体験。
やっぱり、もんたに本物の猿を見せてあげなくちゃ!!と日本猿の所に行くと、
・・・・もんたは食い入るように見ていました。「僕のお友達だぁ」
今日の主人公はこの二匹の赤ちゃん猿。
「 恥ずかしがらないで、ちょっとこっち向いてくれるかなぁ?」
「ん?こんな感じ?」
(ちょっと恥ずかしがり屋さんの赤ちゃん猿)
もう一匹はとても小さくて、さらさらの毛並みでホントかわいい!!ーそう、君の事だよ。
「ちょっと振り向いてくれるかな?」
「いいよぅ・・今、食事中だけど。」
ところが、この二匹、以外にいたずら者、じゃれているのやら、喧嘩しているのやら・・
特に、見物人に「あの赤ちゃん猿、ちょーかわいいじゃん!!」て言われている方のこのちびちゃんが大変。
ふと見ると、もんたも、猿達を見るのに夢中になってました。
事の発端はー
若い子達に「ちょー、かわいいじゃん!!」て言われていたこの子が、お兄ちゃんが大事に隠しておいた餌を食べてしまったから
なんだ。
お兄ちゃん、人間年齢なら中学生??
「おい!何食べてんだよ!!。それ、俺のだろ!!」
「しまった、見つかっちゃった。」
「ちょっと、待てよ。なんて奴だ!!」
「ふー、やっと逃げて来た、もう大丈夫かな?あぁ、危ないところだったな。」
「・・・と思っているだろうが、そうはいかん。見つけたぞ。今度は逃がさないからな!」
「わー、又、来た!やばい。」
「今日という今日は逃がさないぞ。ちょっと可愛いと思っていい気になりやがって・・」
「いい加減にしろよ!!」
・・って言われてるかどうか知らないけれど、みっちり御仕置きされ、少しの間、しょぼんとしてたのに・・
(そうだ、お母さんに言いつけちゃおっと・・)
「お母さん! 僕 何にもしないのにお兄ちゃんがいじめるんだよ」
「まぁ、お兄ちゃんたら、もう大きいのに、後で叱っておくからね。」
「ありがとう、お母さん、大好きだよ!!」
その後ー
「おい!!ちび、お母さんに何を言ったんだよー今度は許さないからな」
「ぎゃー、助けてください。今度ばかりは見逃して下さい!!」
「今度という今度は絶対許さん!!さぁ、捕まえたぞ」
「ちょっと、ここに来い。俺の話をよーく聞くんだ」
「わっ、わかりました。お兄さん、どうすれば許してもらえるでしょうか?」
「ちゃんと、謝れよ。」
「謝るって、どうすればいいんですか?」
「謝るって言うのは、きちんと手を付いて、頭を下げて、ごめんなさいっていうんだよ。」
「僕、まだ謝った事がないので、謝り方が分かりません。一緒にやってもらえますか??」
「謝るって言うのはな、こーやって、きちんと頭を下げて、ごめんなさいって言うんだよ。俺だけじゃなくて、早くお前もやれよ」
「はい。すみませんでした」
(やれやれ、今日は大変な一日だったなぁ)
おもしろいなぁ・・・・お猿さん達ー
もんたは一人ぼっちだから、喧嘩をしているのも何だか羨ましかったみたい。