熨斗(のし)

のし(熨斗)について、趣味について、色々なことを綴っていきます

撮影会ー9(動物園 1)

2011-01-10 23:50:34 | 撮影会

天気の良い成人の日。

家から自転車で僅か10分で行ける飯田動物園に行って来ました。

子供が小さい頃は良く行っていたけど、最近行った事ないなぁ・・と思いながら・・です。

もんたは今日が自転車初体験。

 

やっぱり、もんたに本物の猿を見せてあげなくちゃ!!と日本猿の所に行くと、

・・・・もんたは食い入るように見ていました。「僕のお友達だぁ」

 

今日の主人公はこの二匹の赤ちゃん猿。

「 恥ずかしがらないで、ちょっとこっち向いてくれるかなぁ?」

「ん?こんな感じ?」

(ちょっと恥ずかしがり屋さんの赤ちゃん猿)

  

もう一匹はとても小さくて、さらさらの毛並みでホントかわいい!!ーそう、君の事だよ。

「ちょっと振り向いてくれるかな?」

「いいよぅ・・今、食事中だけど。」

 

ところが、この二匹、以外にいたずら者、じゃれているのやら、喧嘩しているのやら・・

特に、見物人に「あの赤ちゃん猿、ちょーかわいいじゃん!!」て言われている方のこのちびちゃんが大変。

  

ふと見ると、もんたも、猿達を見るのに夢中になってました。

  

 事の発端はー

若い子達に「ちょー、かわいいじゃん!!」て言われていたこの子が、お兄ちゃんが大事に隠しておいた餌を食べてしまったから

なんだ。

お兄ちゃん、人間年齢なら中学生??

「おい!何食べてんだよ!!。それ、俺のだろ!!」

「しまった、見つかっちゃった。」

「ちょっと、待てよ。なんて奴だ!!」

      

「ふー、やっと逃げて来た、もう大丈夫かな?あぁ、危ないところだったな。」

 「・・・と思っているだろうが、そうはいかん。見つけたぞ。今度は逃がさないからな!」

「わー、又、来た!やばい。」

    

「今日という今日は逃がさないぞ。ちょっと可愛いと思っていい気になりやがって・・」

「いい加減にしろよ!!」

    

・・って言われてるかどうか知らないけれど、みっちり御仕置きされ、少しの間、しょぼんとしてたのに・・

   

(そうだ、お母さんに言いつけちゃおっと・・)

「お母さん! 僕 何にもしないのにお兄ちゃんがいじめるんだよ」

「まぁ、お兄ちゃんたら、もう大きいのに、後で叱っておくからね。」

 

「ありがとう、お母さん、大好きだよ!!」

その後ー

「おい!!ちび、お母さんに何を言ったんだよー今度は許さないからな」

  

「ぎゃー、助けてください。今度ばかりは見逃して下さい!!」

「今度という今度は絶対許さん!!さぁ、捕まえたぞ」

    

「ちょっと、ここに来い。俺の話をよーく聞くんだ」

「わっ、わかりました。お兄さん、どうすれば許してもらえるでしょうか?」

「ちゃんと、謝れよ。」

「謝るって、どうすればいいんですか?」

「謝るって言うのは、きちんと手を付いて、頭を下げて、ごめんなさいっていうんだよ。」

「僕、まだ謝った事がないので、謝り方が分かりません。一緒にやってもらえますか??」

「謝るって言うのはな、こーやって、きちんと頭を下げて、ごめんなさいって言うんだよ。俺だけじゃなくて、早くお前もやれよ」

「はい。すみませんでした」

    

(やれやれ、今日は大変な一日だったなぁ)

 

おもしろいなぁ・・・・お猿さん達ー

もんたは一人ぼっちだから、喧嘩をしているのも何だか羨ましかったみたい。