六甲菜園の周りにはイノシシに入られない様に夜間電気を通した線が張り巡らせてあります。
他の畑も同様に設置してあります。
聞くところによると、西宮市が企画した「そば作り体験農園」という企画で六甲菜園の下の方の畑で、そばを育てていたそうです。
ところが、イノシシに荒らされて、そばが全滅状態になったようです。
自分でソバを育てて実を収穫して臼でそば粉にし、自分でソバを打つという魅力的な企画だったのですが、残念です。
他にもアライグマにトウモロコシを食べつくされた方の話等、いろいろとあるようです。
一説によると山に餌(実のなる木)が無くなったから、動物が人間の生活圏内に入ってしまうということを聞いたことがあります。
国は実のなる木を植林せよという方針を打ち出しているようですが、すぐに出来るわけではなく、
時が経たないと実が出来るまでにはなりません。
何年も前からわかっていたことのようですが、なかなか対応出来ないのが現状のようです。
植林されたスギ、ヒノキや、広葉樹とのバランス等々、山に手を入れた限り、動物との共存はしっかり考えていかないといけません。
今後はもっと獣害が発生することが予想されますし、難しい問題です。
1つの方法としては植林されている木を使うことです。国産のスギやヒノキを使うことによって、山が手入れされます。
また、広葉樹を植林することも出来ます。
いろいろと思うところはあるのですが、長くなりすぎるのでこの辺で終わります。
※日本の国土の約7割は森林です。このうち約半分が天然林、2割が人工林、
その他3割が無立木地(樹木が生立していない林地)や竹林などで構成されています。
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